作者


森川智喜 文/杉山真依子 絵

内容紹介


マナブくんは、写真の向きが分からなくて困っているロボット、ヒューストンを助けてあげることになりました。ヒューストンが次から次へと持ってくる写真は、さて、どっちが上でどっちが下でしょうか? 当たり前過ぎてふだん意識しない上下の向きや重力について、絵本を回して、絵の角度を変えて考える驚きの一作。上下の固定観念をもひっくり返す絵本です。

担当編集者 より


今月号の文の著者は、ミステリー作家の森川智喜さん。森川さんは『アチャチャを つかまえろ!』(2022年7月号/品切)でSFミステリー×絵探しという絵本を考案してくださりましたが、今回の絵本も、読者が絵本それ自体を回転させて上下について考えるという画期的なものとなりました。

絵の著者は、豊かな色彩的センスを持ち、輪郭線を極力省いて面で描く人気イラストレーター、杉山真依子さん。絵本は初挑戦ですが、甘いもの好き(私もそうです)なかたは、スイーツブランド Now on Cheese♪ のイラストでご存知かもしれません。

そんな二人の著者による今月号、当たり前過ぎてふだん意識しない上下の向きや重力について、ひいては、地球と宇宙について、考えるきっかけになれば幸いです。

作者情報


森川智喜


作家。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。専攻は物理学。京都大学推理小説研究会出身。『スノーホワイト 名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』で本格ミステリ大賞受賞。絵本は『アチャチャを つかまえろ!‐ねつの はたらき‐』(「かがくのとも」2022年7月号)に続き2作目。

杉山真依子


イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。パレットクラブイラストコース卒。代表的な仕事に菓子ブランドNow on Cheese♪のビジュアルなど。主に百貨店のイベントビジュアル、商品パッケージ、書籍、雑誌などの媒体で活動。絵本は本作が初めて。

書誌情報


読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:―
定価:500円(税込)
ページ数:28ページ
サイズ:25×23cm
初版年月日:2026年08月01日
通巻:かがくのとも 689号