作者
平山暉彦 作
内容紹介
家族同然のイヌやネコを連れて出かけたことのある人は多いでしょう。
では大型動物や猛獣を連れて遠くへ出かけるのはどうしたら良いのでしょう。
実際に動物園の動物は繁殖のために遠くの動物園に引っ越しをすることがあります。
トラやキリンだってお出かけをするのです。
様々な動物をケガをさせずにつかまえて、オリに入れて安全に運ぶための工夫を描きます。
編集担当者 より
動物園で出会う猛獣や大型動物は、現在その多くが日本で生まれ育っています。
動物の次世代を出産させるために動物園同士で動物の貸し借りが行われますが、その輸送のせいで動物がストレスで病気やけがをしないように、安全につかまえて、無事に運ぶ方法が工夫されています。
捕まえ方は動物の種類によってそれぞれですが、動物が警戒しないよう、餌を与えながら徐々にケージに慣れさせ、安心させてから運びます。
運ぶ方法もそれぞれですが、いずれもポイントは動物を怖がらせてストレスを与えないよう、またケージの中でケージの壁にぶつかって怪我をしないよう、動物の体よりも広すぎない大きさのものを用意します。
ペットと出かけることが多い時代です。
様々な動物の引っ越しに思いを馳せてもらえたら嬉しいです。
作者情報
平山暉彦(ひらやまてるひこ)
1938年、大阪市生まれ。広告代理店クリエイティブ部門で広告制作に携わる。主な著作に『サーキットを駆ける狼たち』(二玄社)『アルファロメオ レーシング ストーリーズ』(三樹書房)。絵本に『ブルブルさん やまへいく』(「こどものとも年少版」2020年3月号)『きょうはハロウィン』『のびるじどうしゃ』など。児童漫画に『ひみつのたからチョコラーテ』(以上小社刊)などがある。東京都在住。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :25×23cm |
初版年月日 | :2021年03月01日 |
通巻 | :かがくのとも 624号 |