作者
西平あかね 作
内容紹介
おばけ家族は、日曜日にみんなでクモの巣とりに出かけました。
たくさんとれたので、お母さんは子どもたちに、おばあちゃんの家にクモの巣を少し持っていくように頼みました。
おばけの姉弟、さくぴーとたろぽうは、二人だけで、おばあちゃんの家に届けにいきます。
大人気のおばけの「さくぴーとたろぽうのおはなし」シリーズの2作目、待望のハードカバー化!
担当編集者 より
1作目の『おばけかぞくのいちにち』(こどものとも傑作集)は、人間とおばけの暮らしを対比させて描いていましたが、どう見ても、おばけの暮らしのほうが楽しそうでした。
2作目からは、おばけの暮らしに焦点を絞り、おばけ家族の親族関係、友だち関係、隣人の暮らしまで、どんどん明らかになっていきます。
このシリーズの人気の秘密はなんといっても、おばけたちの楽しそうな暮らしそのものでしょう。
人間とは違うけれども、とても似ていて、その細部がとても楽しいのです。
子どもたちに「おばけの時間だよ」といっても、さくぴーたちに会いたいと言い出す子どもたちが増えてしまいそうですね。
親子でじっくり楽しんでいただきたいです。
※「こどものとも年中向き」2005年7月号として刊行した作品です。
作者情報
西平あかね(にしひらあかね)
1968年、東京都生まれ。作品に『おばけかぞくのいちにち』『おばけのおつかい』『おばけのコックさん』『おばけのたんけん』『おばけのえんそく』などの「さくぴーとたろぽうのおはなし」シリーズ、『おさらのこども』(「こどものとも年少版」、以上福音館書店)『ぶんかいきょうだい』(アリス館)『おはいんなさい』『かたつむりぼうやとかめばあちゃん』(大日本図書)、絵の仕事に『はりねずみのぼうやのおはなし』(小風さち作/「こどものとも」)がある。長崎県在住。
書誌情報
読んであげるなら | :4才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :19×26cm |
初版年月日 | :2005年07月01日(こどものとも年中向き) |
通巻 | :- |
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