作者
内容紹介
動物園に朝が来ました。
かばの親子のところに、かめくんを連れた男の子がやってきます。
「おきてくれかばくん」。
水からあがったがかばくんが姿を現すと、動物園に来ていた子どもたちはびっくり。
やがてご飯の時間、かばくんはキャベツをまるごと一口でぱくり。
食べた後はごろんところがっておやすみなさい……。
シンプルで詩的な文章と、ゆったりとした油絵が、大きくてユーモラスなかばの姿を生き生きと描きます。
作者情報
岸田衿子(きしだえりこ)
1929年-2011年。東京生まれ。詩人。詩集に『ソナチネの木』(青土社)『たいせつな一日』(理論社)など、絵本に『かばくん』『きょうのおべんとうなんだろな』『木いちごつみ』『ぐぎがさんとふへほさん』『おいしいもの つくろう』(以上、福音館書店)、『どうぶつはいくあそび』(のら書店)など多数ある。
中谷千代子(なかたにちよこ)
1930~1981。東京に生まれた。東京芸術大学美術学部卒業。1963年、絵本の研究のために渡欧。絵本に『かばくん』『かばくんのふね』『くいしんぼうのはなこさん』『いちごばたけのちいさなおばあさん』『ジオジオのかんむり』(以上福音館書店)、『ちいさいモモちゃん』(講談社)、『スガンさんのやぎ』(偕成社)などがある。
書誌情報
読んであげるなら | :4才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :19×26cm |
初版年月日 | :1962年09月01日(こどものとも) |
通巻 | :- |
※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。