作者


石津ちひろ 文/山村浩二

内容紹介


舞台は真夏の海水浴場。

「かいすいよくには いかない スイカ」「キウイ うきうき うきわで およぐ」「バナナは なんばん? ななばんよ!」「ビワの おわびは おわらない」など、幼い子も真似て口ずさめるリズミカルで楽しい言葉が満載。思わず笑ってしまうような果物たちのユーモラスな行動を描きます。

果物たちは、擬人化されながらも本物の果物のような質感で描かれ、何とも魅力的な絵に仕上がっています。

発表時から、「子どもがいつのまにか口ずさんでいます」「はじめから終わりまで順番通りに覚えてしまいました!」といううれしいおたよりが続出。

子どもたちの心をすっかりとりこにし、大人気でした。

子どもだけでなく大人も楽しめる、愉快な言葉遊びの絵本です。

作者情報


石津ちひろ(いしづちひろ)


愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家、詩人として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。絵本に『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』『おかしな おかし』『どきどきキッチンサーカス』(以上、福音館書店)、『バレエのおけいこ』(ブロンズ新社)。訳書に『あおのじかん』(岩波書店)、『マイロのスケッチブック』(鈴木出版)など多数。

山村浩二(やまむらこうじ)


1964年、愛知県生まれ。東京造形大学絵画科卒業。「頭山」がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。他に「カフカ 田舎医者」「パクシ」など。絵本に『くだもの だもの』『おやおや、おやさい』『おかしなおかし』(以上、福音館書店)など。芸術選奨賞受賞。紫綬褒章受章。米国アカデミー賞会員、東京藝術大学教授。

書誌情報


読んであげるなら:2才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:24ページ
サイズ:21×20cm
初版年月日:2004年8月1日(こどものとも年少版)
通巻:−

※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。