とら、たぬき、ぺんぎん、パンダ……、
動物たちはいつも子どもたちに大人気です。
知っているようで知らない動物の「ひみつ」がたっぷり詰まった、園限定企画商品です。
特製ケース入りの12冊セットで先行発売いたします。
こどものともひろば 運営係
※こちらのセットは、一般の書店では販売しておりません。園への販売限定企画です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
「動物えほんライブラリー12冊セット」
収録絵本のご紹介
『いぬのさんぽ』
『パンダにあった』
『まちでくらすとり すずめ』
『おいだらやまのくま』
『カンガルーのふくろ』
『らくだのおやこ』
『たぬきのくらし』
『ときが とぶ そら』
『シロナガスクジラ』
『とら きたぐにのもりにいきる』
『こうていぺんぎん』
『きたのもりの シマリスくん』
『いぬのさんぽ』
菊谷詩子 作

私はめすのダックスフント。
見ている世界の色も匂いも、人の感じ方とは違うんだ。
人のみんなには赤と黄色に見える信号の色も、私には同じ色に見えている。
けれど匂いをかぐのは人よりもずっと得意。
犬の仲間同士のあいさつも、においを確かめあってから始めます。
そんな私との付き合い方も、おぼえてね。
新進気鋭のイラストレーターが描く、犬の気持ちにそって語る犬の能力とその世界。
『パンダにあった』
岩合光昭 文・写真

岩合光昭さんは、中国で野生のパンダの撮影に成功しました。
崖を駆け上がったり、匍匐前進したりと厳しい撮影だったそうです。
その後、中国のパンダ保護研究センターに通い撮影を続けました。
生後間もない赤ちゃん、あくびをする赤ちゃんなど、パンダの愛くるしい姿や、するどいきばやつめなどの細部、竹の食べ方、水の飲み方など、知っているようで知らない動く生き物パンダの姿をじっくりと見られます。
『まちでくらすとり すずめ』
三上修 文 / 長島充 絵

スズメは町のあちこちで見かけます。
でもどうしてスズメばかりこんなに見かけるのでしょう。
それはスズメが人間の住む町を利用して生きる鳥だからです。
スズメは建造物の隙間に巣を作り、公園や畑から食べ物を得ています。
群れで生きる小さな鳥の、けなげで可愛い子育てを描きました。
『おいだらやまの くま』
米田一彦 文 / 田中豊美 絵

おいだらやまでは、ブナの木の花芽が出てくる春になると、くまたちが冬眠から目覚め穴から出てきます。
穴の中で産んだこぐまをしたがえ、ははぐまは冬眠に入るまでの数ヶ月、山でくらしながら、生きてゆくすべをこぐまに教えてゆきます。
やがてこぐまは親元を離れ単独で暮らしてゆくようになります。
豊かな山の自然に育まれ、成長するくまたちの物語。
深遠な山の自然と、山に暮らす動物たちを力強く描いています。
『カンガルーのふくろ』
中島良二 作

カンガルーの赤ちゃんは、1円玉ほどの小ささで産まれ、母親の安全で快適な袋の中で大きく育ちます。
やがて袋から出たり入ったりするようになり、母親から色々教わりながら、袋を卒業する準備をします。
安全で快適なお腹の袋の秘密とともに、赤ちゃんが様々なことを学び経験していく姿を描き、成長の喜びを伝える絵本です。
『らくだのおやこ』
イチンノロブ・ガンバートル 文 / 津田紀子 訳 / バーサンスレン・ボロルマー 絵

らくだは一度に80リットルもの大量の水を飲むことが出来て、それから何日も飲まなくても平気です。
嵐の日には鼻の穴を閉じて砂が入ってこないようにすることも出来ます。
また、らくだのこぶを見ると、元気かどうかがわかります。
らくだの体に秘められたふしぎな力を、モンゴルで生まれてらくだを見ながら育った作者が描きます。
『たぬきのくらし』
田中豊美 作

たぬきは、きつねと同様に昔話や落語の中に多く登場してきた動物です。
それだけ昔から人間のそばで暮らしてきたのです。
餌となる小動物がいなくなり、きつねは町の中から姿を消しましたが、たぬきは昆虫や木の実などの果実、野菜などなんでも食べるその雑食性のおかげで、自然環境が少なくなってきた現代でも町の中でたくましく生きのびています。
『ときが とぶ そら』
夏目義一 作 / 金子良則 監修

「かがくのとも」25号に『とき』があります。
その作品は「すこしずつでも、ときの かずが ふえていくといいですね」と結ばれましたが、朱鷺は絶滅します。
作者は今も朱鷺がすむ中国の村でスケッチを重ね、また佐渡ではモニター越しに飼育されている朱鷺が卵を抱く様子を丹念に観察しました。
こうして中国を舞台にした朱鷺の生態に、日本での野生復帰を願った場面を加えて、二度目の『とき』が完成しました。
『シロナガスクジラ』
加藤秀弘 文 / 大片忠明 絵

地球史上最大の動物、シロナガスクジラ。
その生態は地球規模の旅をしなければ子孫を残せない宿命にあります。
妊娠中のメスは食料の豊富な冷たい海で夏を過ごしますが、その海に居続けると、産まれてくる子どもは海の冷たさに耐えられません。
そこで、暖かい海で出産と育児をするために旅にでます。
しかし、冷たい海を離れると食料がありません……どうするのでしょう?
海の向こうで出産し育児に奮闘する母クジラに迫りました。
『とら きたぐにのもりにいきる』
田中豊美 作

トラはかつてアジア大陸の広い範囲にすんでいましたが、今は限られた地域に、絶滅が心配される数しか棲息していません。
春に生まれ、母トラのしっぽを相手に最初の狩りの練習をし、リスなどの小動物を追い、ついに大型のシカのハンティングに成功するまでの子トラの成長を描いています。
野生動物の画歴50年以上の作者が、アムールトラの生息地に足を運んだ思い出と共に森の王者を蘇らせます。
『こうていぺんぎん』
小森厚 文 / 薮内正幸 絵

日本から遠く離れた南極大陸は1年中どこを見ても氷と雪ばかりです。
南極の地に生息するコウテイペンギンの生態を卵を産むところから紹介します。
厳しい冬を生き残った小さなコウテイペンギンは、おやどりから離れて一人で生きていく時をむかえます。
『きたのもりの シマリスくん』
川道美枝子 文 / 金尾恵子 絵

冬に巣穴で生まれたシマリスが、春にはじめて外の世界へ出ます。
危険も多い森のなかで、シマリスはたくましく成長していきます。
書誌情報(セット)
読んであげるなら | :4歳から |
自分で読むなら | :小学低学年から |
定価 | :12冊セット定価15,840円(本体14,400円) |
ページ数 | :各24~28ページ |
表紙サイズ | :25×23 cm |
初版年月日 | :2025年1月1日 |
シリーズ | :かがくのとも |
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。