作者
つちはしとしこ さく
内容紹介
ありがリビングにやってきて「なんだか たのしそうな ところだ」と、ぐねぐね道を歩いたり、ソファーの上で「ヤッホー」と叫んだり、次から次と楽しく遊びます。おや、あっちにもありさんがいそうだと、走っていったら……。好奇心いっぱいで、ちょっとドジなありが主人公の人気シリーズ第3弾。今作では「あいたたたー」のラストで子どもたちを魅了します。

担当編集者 より
編集担当はかつて友人の子どもたちと『ありの あちち』を読んで、一緒に大笑いしたことがあります。2歳くらいの小さな子でも、絵本を読んでゲラゲラ笑うんだ、と新鮮な気持ちになりました。自分と似たような生活環境に出現したありくんが、遊んだり失敗したりする様子が、ユーモラスな絵で愛情を持って描かれているので、子どもたちは親近感を抱いてありくんのお話を安心して楽しむことができるのでしょう。今作では「あいたたた-」と、痛い思いをしたありくんはかわいそうですが、「いたいの いたいの とんでいけー」とやさいくいたわってあげれば、裏表紙でにっこり笑顔になっていますよ。
1996年に刊行された『ありの あちち』、続編の『ありの あわわ』(「こどものとも0.1.2.」(2002年10月号)に続く、待望の第3段。好奇心旺盛なありが、今回はリビングで繰り広げるハプニングを、お楽しみいただければと思います。
作者情報
つちはしとしこ
1960年、和歌山県生まれ。主な著書に『オリオン画報』(新潮社)『極楽さん』(晶文社)、絵本に『ありの あちち』『ありの あわわ』『ものものずかん』『めちゃくちゃ るすばん』『ひょうたんハウス』『アオッチとキーコ ひみつきちにいく』『おみまい』『ひふみよかぞえうた』(以上、福音館書店)『ムッシーげきじょう』(教育画劇)『なにわ くいしんぼう くらぶ』(理論社)『おちゃのじかん』(佼成出版社)などがある。奈良県在住。
書誌情報
| 読んであげるなら | :0才から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :460円(税込) |
| ページ数 | :22ページ |
| サイズ | :20×19cm |
| 初版年月日 | :2026年2月1日 |
| 通巻 | :こどものとも0.1.2. 371号 |