作者


広野多珂子 作

内容紹介


土手でつくしを見つけたよ。おばあちゃんにつんでいってあげよう。

つくしの頭を指でつっついたら、ほわほわ……緑の粉がでてきた! 

今度は手のひらでなでてみよう。ほわほわほわ……緑の粉がもっともっとでてきた! 

春先だけに出会えるちょっとふしぎな形の植物、つくし。

道端でつくしを見つけたら、その頭をつんつんしてみてくださいね。

編集担当者 より



 早春の風物詩、つくし。まだ少し肌寒いある日、作者の広野多珂子さんから、花束のようにまとめられたつくしの束が届きました。そう、ちょうど絵本の表紙のようなつくしの束が。広野さんは、ご自身が幼い頃にご家族と一緒につくしを摘んだのがとても楽しかったとお話しになり、つくしの絵本を作ってみたいとご提案くださったのでした。
 幼い子がつくしと出会った時にどんな楽しみ方ができるかを、広野さんはつくしを摘みながらたくさん考えて、物語に詰め込んでくださいました。
 絵本には無数のつくしが描かれていますが、背丈、頭の形、ハカマ同士の間隔……どれをとっても同じつくしはありません。そこからも、広野さんがいかにつくしとじっくり向き合ってこの絵本を描かれたかが伝わってきます。
 絵本を読んだら、早春の風に誘われて、つくしを探しに出かけませんか。

作者情報


広野多珂子(ひろのたかこ)


1947年、愛知県生まれ。スペインのシルクロ・デ・ベーリャス・アルテスで美術を学ぶ。絵本の作品に「ねぼすけスーザ」シリーズ、『おさんぽ おさんぽ』『こねこが にゃあ』(0.1.2.えほん)、『ぞうきばやしのすもうたいかい』(廣野研一・絵/幼児絵本)など。挿絵の作品に『魔女の宅急便その2』(角野栄子・作/すべて福音館書店)など。千葉県在住。

書誌情報


読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:―
定価:460円(税込)
ページ数:24ページ
サイズ:20×23cm
初版年月日:2026年3月01日
通巻:ちいさなかがくのとも 288号