作者


ひがしちから 作

内容紹介


信号機のボタンにバスのボタン。ぽちっと押したら一体どうなる?

今日はおでかけ。お母さんから“ぽちっと とうばん”を任されたちーちゃんは、横断歩道を渡るとき、バスから降りるとき、ボタンを“ぽちっと”押します。最後はインターホンのボタンを“ぽちっと”。ピンポーンと鳴って出てきたのは、大好きなおばあちゃんでした。“ぽちっと とうばん”よくできました。私たちの暮らしを支えるボタンがたくさん登場する絵本です。

編集担当者 より



 この絵本には、子どもたちの大好きなボタンがたくさん登場します。歩行者用信号機のボタンにバスの降車ボタン、折り畳み傘やエレベーター、インターホンのボタンまで。主人公はいろんなボタンを“ぽちっと”押しながらおばあちゃんの家に向かいます。“ぽちっと とうばん”を任された主人公は嬉しそうでもあり、どこか緊張しているようでもあります。
 そんな主人公の心情とともに、色も形もさまざまなボタンを描いてくださったのは、ひがしちからさんです。ひがしさんは「“とうばん”の役割を果たす誇らしさ、そして押すと機械が反応を返してくれることの喜びを、この絵本に込めました」と仰います。ボタンを介して機械や道具と通じ合えるということも、子どもがボタンに惹かれる理由かもしれません。
 私たちの暮らしは、数多くのボタンに支えられています。押すという操作の簡単さ、そして1つのボタンに1つの機能が対応することのわかりやすさが、ボタンという装置の魅力です。この絵本でも「ボタンを押す」と「何かが起こる」という1対1の対応関係がテンポよく描かれます。
 読むと、身近なボタンへの親しみが増す1冊です。どうぞお楽しみください。

作者情報


ひがしちから(ひがしちから)


1972年大分県に生まれる。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン科卒業。2004年、第5回ピンポイント絵本コンペで優秀賞を受賞。受賞作をもとにつくった『えんふねにのって』(ビリケン出版)でデビュー。作品に『ぼくのかえりみち』『いま、なんさい?』『えんふねにのって』(BL出版)『ぼくひこうき』(ゴブリン書房)『ユキコちゃんのしかえし』(偕成社)『おむかえ』『ぐうたらねこ』(佼成出版社)『どーん、じゃんけんぽん』(世界文化社)など多数。挿絵に『魔女のうらないグミ』(PHP)『もみじさん、どうしたの?』(文研出版)など。「ちいさなかがくのとも」に『すすめ! ダンボールごう』(福音館書店)がある。


書誌情報


読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:―
定価:500円(税込)
ページ数:24ページ
サイズ:23×20cm
初版年月日:2026年7月01日
通巻:ちいさなかがくのとも 292号