作者


こぺんなな

内容紹介


「ぴとん ぴとん ぴとん」。

水滴のようなものが現れ、次の場面で「とぴとぴろぴろ ぽろぴろぽろろ」と花のように広がります。

「あぱそ ぱそぱそ」と現れた不思議な形が、次の場面で「あぱそこぱーん」と整列します。

カラフルな色彩と不思議な形、ユニークな言葉で魅了する抽象画の絵本。

“色の魔法の世界”は、赤ちゃんの感性に訴えかけ、心に響くことでしょう。

編集担当者 より


こぺんななさんは、抽象画を制作されている新進の画家です。

2018年「こどものとも0.1.2.」『つん こん ぱっ』で絵本デビューされ、その作品はたくさんの赤ちゃんの心をとりこにしました。

前作『つん こん ぱっ』では、1場面で1つの展開でしたが、今作『あぱそこぱーん』では2場面で1つの世界を表現しています。

最初に現れた形が次の場面でどんなふうに変化していくか、思いもかけない見せ方で魅了します。

それにしても、「とぴと ぴろぴろ」とか「あぱそこぱーん」とか聞いたことがない、独特の言葉が新鮮です!

躍動感あふれるカラフルな不思議な形とともに、“色の魔法の世界”をどうぞ存分にお楽しみください。

きっと赤ちゃんの感性に訴えかけることでしょう。

赤ちゃんがにっこり笑い、思わず体が動いたら、こんなうれしいことはありません。

作者情報


こぺんなな


1984年、デンマーク王国・コペンハーゲン生まれ、札幌育ち。中学生の時に色に目覚め、学校の授業のノートをカラフルな図解の絵にして、その全てを色鉛筆で取っていた。東京藝術大学在学中から抽象作品を制作し、2013年より個展・グループ展などを全国各地で開催。絵本に『つん こん ぱっ』(「こどものとも0.1.2.」2018年7月号・福音館書店)、挿絵に『0歳のえほん百科』(講談社)などがある。

書誌情報


読んであげるなら:0才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:22ページ
サイズ:20×19cm
初版年月日:2020年09月01日
通巻:こどものとも0.1.2. 306号