作者
木坂涼 文/齋藤槙 絵
内容紹介
「りすの ほっぺ ぷ~っくり」「インコの ほっぺ まーるまる」。
ほかにもイルカやシマウマ、ジャガーなど、いろいろな生きものがほっぺを見せてくれます。
最後は赤ちゃんの「ぷっく ぷく」のほっぺが、お風呂に入って「つ~やつや」。
色、柄、質感もさまざまなほっぺを、楽しい言葉と思わず触れたくなるような美しい絵で描きます。
編集担当者 より
さまざまな生きものたちと、それぞれの自慢のほっぺに出合うことができる『ほっぺ ほっぺ』。
木坂涼さんの愉快でリズミカルな言葉に、齋藤槙さんが思わず触れたくなるような質感、表情の絵を描いてくださいました。読者の赤ちゃんはお気に入りの場面を見つけて、声を出したり、生きものの絵に触れたりしながら楽しんでくれることでしょう。
絵本を読み終えたら、「○○ちゃんの ほっぺ…」とお子さんの名前のあとに好きな言葉を入れて、語りかけてあげるのもおすすめです。加えて子どもと大人とでお互いのほっぺを触りあいっこすれば、喜びがさらに大きくなること間違いありません。
この絵本を仲立ちに親子で心と体の触れあいを存分に楽しんでもらえますように、という願いを込めて、『ほっぺ ほっぺ』をお届けします。
作者情報
木坂涼(きさかりょう)
1958年、埼玉県生まれ。詩人。詩集に『木坂涼詩集』(思潮社)ほか。主な絵本に『からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン』『かげは どこ』『ぴったりこ』(「こどものとも0.1.2.」2020年4月号)『あさですよ』(「同」2015年4月号)など。絵本の翻訳に『エマのたび』(すべて福音館書店)など多数。
齋藤槙(さいとうまき)
1981年、東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。貼り絵、水彩、ステンシルをはじめ多彩な表現を用いる。絵本に『ぺんぎんたいそう』『かめかめたいそう』(「こどものとも0.1.2.」2021年5月号)『おしりじまん』『たいぼく』(「かがくのとも」2022年1月号/すべて福音館書店)などがある。
書誌情報
読んであげるなら | :0才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :22ページ |
サイズ | :20×19cm |
初版年月日 | :2023年04月01日 |
通巻 | :こどものとも0.1.2. 337号 |