作者
平野恵理子 作
内容紹介
冬になると、真っ赤な椿の花が咲いていたり、雪が降って雪だるまを作ったり、氷やつららを見つけたりしますよね。
おでんやおしるこのあったかい食べ物も、寒いからこそおいしい。
そして、冬にはクリスマスやお正月の華やかなイベントがあるのもうれしくてたまりません。
あなたの身の回りにはどんな“冬”がありますか?
身近な“冬”をいっぱい見つける絵本です。
担当編集者 より
作者の平野恵理子さんは山の麓にお住まいで、四季の移ろいを日々感じ、愛でながら暮らしていらっしゃいます。餌台を置いたベランダには、1年中様々な鳥がやってきますし、夏には樹木の緑で覆われた庭も冬にはすっかり葉が落ち、そこに静かに雪が舞い降りてきます。
そんな四季を日々豊かに味わっていらっしゃる平野さんが、『はるをみつけたよ』『なつをみつけたよ』『あきをみつけたよ』(すべて「こどものとも年少版」)に続く4作目として、身近な冬の魅力がたっぷり詰まった絵本を作ってくださいました。
季節への愛情にあふれた平野さんの絵は何と美しいのでしょう! クリスマスやお正月の場面からは非日常のわくわくする高揚感まで伝わってきます。
子どもたちが「ここにも『冬』があるよ!」と自分でいろんな冬を見つけてくれたら、とてもうれしいです。
作者情報
平野恵理子(ひらのえりこ)
1961年、静岡県生まれ。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、暮らしについてのイラストとエッセイの作品が多数。著書に、『六十一歳、免許をとって山暮らし』『五十八歳、山の家で猫と暮らす』(以上、亜紀書房)『にっぽんの歳時記ずかん』(幻冬舎)、こどもの本に、『はるをみつけたよ』(「こどものとも年少版」2015年3月号)『なつをみつけたよ』(「同」2018年7月号)『あきをみつけたよ』(「同」2021年10月号)『しましま みつけた』(「同」2009年9月号)『おひなまつりのちらしずし』『ごはん』(以上、福音館書店)などがある。山梨県在住。
書誌情報
読んであげるなら | :2才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :24ページ |
サイズ | :21×20cm |
初版年月日 | :2023年12月01日 |
通巻 | :こどものとも年少版 561号 |