作者


なかがわりえこ /やまわきゆりこ

内容紹介


重いリュックサックを背負った、ぐりとぐらは野原へ遠足に行きました。

お昼になるまで、まだたっぷり時間があります。

ぐりとぐらは、体操を始めて、次にマラソンを始めました。

けれども、ぐりとぐらは毛糸にひっかかって転んでしまいます。

あれ? ずっとずっと向こうまでつながっている?

 ぐりとぐらは、ボールくらいになるまで巻いていくと、森の中に家があって、そこを通り抜けると、やっと止まりました。

一体何が待っていたのでしょう?


作者情報


中川李枝子(なかがわりえこ)


北海道札幌市生まれ。保育園に勤務のかたわら、創作をはじめた。童話『いやいやえん』(福音館書店)で厚生大臣賞、サンケイ児童出版文化賞など、『子犬のロクがやってきた』(岩波書店)で毎日出版文化賞を受賞。主な著書に童話『ももいろのきりん』『かえるのエルタ』『らいおんみどりの日ようび』絵本『はじめてのゆき』『とらたとおおゆき』エッセイ『絵本と私』(以上、福音館書店)など多数。

山脇百合子(やまわきゆりこ)


東京生まれ。上智大学卒業。絵本『そらいろのたね』『たからさがし』童話『いやいやえん』『かえるのエルタ』のさし絵など、実姉中川李枝子とのコンビの仕事が多数ある。自作のお話に絵をつけた作品に『ゆうこのキャベツぼうし』『そらをとんだけいこのあやとり』『ゆうこのあさごはん』、さし絵を手がけた作品に『子どもへのまなざし』、訳を手がけた作品に『狐物語』(以上、福音館書店)などがある。

書誌情報


読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:―
定価:460円(税込)
ページ数:32ページ
サイズ:19×27cm
初版年月日:1979年4月1日(こどものとも)
通巻:−

※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。