作者
えとぶん MAYA MAXX
内容紹介
北海道に移り住んだ画家MAYA MAXXは、日々、動物たちとの出会いに心ふるわせます。
一番印象深かったのは、エゾシカ。
その大きな角は、芸術作品のように見えるのに、毎年生え替わることに感動を覚え、興味が深まっていきます。
本書は、エッセイのような形で、画家の思いや調べてわかったことなどを率直な語り口で伝えます。
担当編集者 より
動物をテーマにした作品をいくつも描いてきたMAYAMAXXさん。最新作の主題は「鹿」です。
MAYAMAXXさんと鹿の出会いは10年以上も前、京都を制作の拠点としていた頃に遡ります。山中のアトリエの前に野生の鹿が現れ、その凜とした姿に魅了されたのだそうです。
その後、東京にお住まいの時期を経て、北海道岩見沢市の自然豊かな地域に移住すると、ここでも再び野生の鹿との出会いがありました。
鹿の魅力は、なんといってもその大きな角。毎年生え替わる角の不思議にも触れながら、出会いの感動を子どもたちと分かち合えるように、率直なことばで、MAYAMAXXさん流に語ります。
季節の移り変わりとともに、動物の気配を感じる暮らしの実感が伝わってきます。
作者情報
MAYA MAXX(まやまっくす)
1961年、愛媛県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。1993年、初の個展「COMING AND GOING」を行う。以後、個展の開催、CDジャケット・CMなどへのイラスト提供、テレビ出演など幅広く活動。絵本に『しろねこ しろちゃん』(森佐智子 文)『ちゅっちゅっ』『らっこちゃん』『ダックスくんとフントくん』『おらんちゃん』『ばあちゃんがいる』(伊藤比呂美 文)『さるがいっぴき』『ぱんだちゃん』『テントウムシの いちねん』(澤口たまみ 文/以上、福音館書店)『ねこ どんなかお』(村上しいこ 文/講談社)『トンちゃんってそういうネコ』(汐文社)などがある。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :460円(税込) |
ページ数 | :32ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2024年11月01日 |
通巻 | :こどものとも 824号 |