作者


花山かずみ 作

内容紹介


水を地面にぽたっと垂らすと、地面の色が変わり、点が描けます。

ジョウロから水を出しながら歩いていけば、線が引けます。

それじゃあ、ホースでたくさん水をまいたら、どうなるかな?

「水に濡れると地面の色が変わって見える」というふしぎを生かして、さまざまな形や絵を描いていきます。

さあ、みんなで「おみずで おえかき」してみよう!

編集担当者 より


 

「水に濡れると、地面の色が変わる」ということは、大人からしたら当たり前かもしれませんが、子どもにとっては、きっと新鮮な発見です。子どもたちが元来大好きな水とふれあうこと、おえかきすることが、さらに魅力的なものになります。そこには無限の広がりがあるように感じています。絵本を読んだ後には、実際に「おみずで おえかき」したくなること請けあいです。
特別な道具が必要なわけではありません。水は、蛇口をひねれば出るし、ジョウロやバケツなどの道具も、身近なところにあるはずです。絵本を読んで「やってみたい!」と思ったらすぐにできます。
また、「おえかき」の楽しみ方もさまざまです。ひとりでじっくり描くもよし、みんなで思いっきり大きなものを描くもよし! さらに、水が乾いて絵が消えていくのを眺めるのも、ひとつの楽しみ方かもしれません。
さあ、あなたなら何を描きますか?

作者情報


花山かずみ(はなやまかずみ)


千葉県生まれ。女子美術大学卒業。建築設計事務所やデザイン事務所などに勤務後、絵本を描きはじめる。絵本に『せっせ せっせ』(福音館書店)、『まくらのマクちゃん』(徳間書店)、『ひみつのかんかん』(偕成社)、『スタコラサッサ』(こぐま社)、『しゃっく しゃく』(「こどものとも年少版」2023年8月号)『ママのバッグ』(「同」2016年9月号)『くもくもじまの カミナリいっか』(「こどものとも」2023年4月号)『ねこまたえん』(「同」2022年7月号、以上、福音館書店)などがある。千葉県在住。

書誌情報


読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:―
定価:460円(税込)
ページ数:24ページ
サイズ:23×20cm
初版年月日:2025年4月01日
通巻:ちいさなかがくのとも 277号