作者
きうちかつ 作・絵 ときわまさと 写真
内容紹介
この魚はどうやって釣ろうかな? 魚と釣り竿を作って遊ぼう!
磁石などをつかった魚釣り遊びは古くからありますが、簡単過ぎると飽きてしまいます。年長さんになれば、発見する喜び、工夫する楽しさが、もっとあっても良いでしょう。本書ではウナギやアンコウなど、様々な形状の魚をトイレットペーパーの芯で工作して、さらに釣り具も作ります。魚釣り遊びのトライ&エラーを通して、工夫する楽しさを味わいましょう。



作者情報
きうちかつ
1957年東京生まれ。工作絵本の第一人者として活躍している。著書に『工作図鑑』、絵本に『やさいのおなか』『みんなでつくる ふゆのかざりもの』(福音館書店)など。「かがくのとも」では『つくってあそぼう! かえるや』(2021年6月号)、『こども おこのみしょくどう』(2023年9月号)などがある。
ときわまさと
1957年東京生まれ。写真家。CMフォトを中心に活躍している。写真を担当した絵本に『みんなでつくる ふゆのかざりもの』(福音館書店)。写真集に「AFRICAN and AFRIKANER」(アイビーシー)などがある。
担当編集者 より
魚釣りの工作遊びは古くからありますが、クリップで引っかける、マグネットでくっつけるなど、簡単過ぎるものはすぐに飽きてしまいます。それは発見する喜び、工夫する楽しさがないからです。本書ではトイレットペーパーの芯を使って、タコやウナギなど、様々な形状の魚を紙工作して、さらに釣り具も作ります。釣り方は本物と同じで魚の口や身体に釣り針を引っかけますが、釣り針の形や大きさは、それぞれ釣り上げる魚に合わせて工夫する必要があります。易しいものも難しいものもあります。自分自身にちょうど良いくらいの難易度を模索して、魚釣り遊びをしてみましょう。紙工作の面白さと釣り上げる愉快さの詰まった一冊です。
工作の材料は手に入れやすいように少なく絞りました。そのためすべての魚をトイレットペーパーの芯で作っています。材料の制約がありながらもそれらしい形状になるようにデザインされています。また、魚の写真には色違いのものが含まれますが、それはトイレットペーパーの芯に茶色いものと白いものがあるためです。
折込付録に掲載されているQRコードから、オマケの作り方とメイキングの動画にアクセスできます。ぜひご覧ください。
書誌情報
| 読んであげるなら | :5・6才から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :460円(税込) |
| ページ数 | :28ページ |
| サイズ | :25×23cm |
| 初版年月日 | :2025年12月01日 |
| 通巻 | :かがくのとも 681号 |