作者
金井真紀 文・絵
内容紹介
春分の日、埼玉県ではクルドの人たちが新年を祝うお祭り「ネウロズ」が開かれます。クルド人ってどんな人たちなのでしょう? どんな文化をもっているのでしょう? 日本、イラン、イラク、カナダ、イギリス、ドイツ、世界中にくらすクルドの人たちに会って話を聞いて、ネウロズと美しいクルドのドレスを中心にクルドの文化の魅力を紹介します。

担当編集者 より
春分の日、クルド人の大切なお祭り「ネウロズ」が開催されます。色とりどりの華やかなドレスに身を包んだ人たちが輪になって踊ります。「ネウロズ」はクルド語で、「新しい日」を意味し、クルド人たちにとって新年を祝う日です。日本では毎年、埼玉県でネウロズが開催されています。同じように、クルド人が多く住むイランやイラクなどの中東や、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、スウェーデンなど欧米各国でも大々的に祝われています。
この本では、ネウロズと美しいドレスを中心に、クルドの文化を紹介します。日本だけではなく、イランのマリーヴァーン、イラクのスライマーニーヤ、カナダのカルガリー、オーストラリアのブリスベンとアデレード、イギリスのウルヴァーハンプトンとロンドンとリヴァプール、ドイツのミュンヘンとフランクフルト、いろんな場所に住むクルドの人たちを取材して作りました。あの美しいドレスには、どんな思い入れがあるのか? ネウロズがどれほど大切にされていて、踊りと音楽がどれほど愛されているか? また世界各地に住むクルドの人たちが日常生活でどんなことを楽しみにしているか? 美味しそうなクルド料理もたくさん登場します。そして、どこの国にいても、どんな境遇にあっても、クルドの人たちが私たちと同じように、日々を幸せに生きようとする姿を金井真紀さんがのんびりとあたたかく描いています。
ネット検索ではわからない、世界中の人たちに会って話すことで見えてくる、クルドの文化のすばらしさを感じて頂けるとうれしいです。文化や人それぞれのくらしを知ることで、世界の人たちへの深い共感が広がることを願ってこの絵本を届けます。
作者情報
金井真紀 (かないまき)
1974年千葉県生まれ。文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。著書に『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『聞き書き 世界のサッカー民』(カンゼン)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)、『テヘランのすてきな女』(晶文社)など。難民・移民フェス実行委員。
書誌情報
| 読んであげるなら | :小学三年生から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :810円(税込) |
| ページ数 | :40ページ |
| サイズ | :25×19cm |
| 初版年月日 | :2026年03月01日 |
| 通巻 | :たくさんのふしぎ 492号 |