作者


くりはらたかし 作

内容紹介


変わった形の乗り物が、轟音を立てて青空を飛んでゆきます。どうやら、それは巨大なフォークやハサミのようです。よく見るとコックピットがあって、中で運転手が操縦しています。それとも、フォークやハサミは普通の大きさで、運転手たちが小さいのでしょうか? 考えても謎は深まるばかり。不思議な世界に迷い込んだような気分を味わえる、新感覚の絵本です。

担当編集者 より


くりはらたかしさんの作品は、しばしば私たちの固定観念を揺さぶり、新しい「ものの見方」を与えてくれます。本作でも、読めばたちまち身の回りのものが、カッコイイ乗り物に見えてきます。惜しくも絵本に登場しなかったアイディアでは、洞窟を探索する懐中電灯や、トンネル工事をするスコップの姿もありました。

ところで、くりはらさんの小さい頃の夢は、働く乗り物の運転手だったそうです。この絵本はそんな子ども時代の夢と、アニメや特撮番組に登場する巨大メカへの憧れが合わさって生まれたようです。また、親になってからお子さんたちと楽しんだ「ごっこ遊び」も、制作のヒントになっているのだとか。読み終えた後は、身近な何かで「こちら○○、応答せよ!」なんて遊んでみるのも楽しいかもしれませんね。

作者情報


くりはらたかし


1977、東京都生まれ。漫画、絵本、イラストなどを制作。1999年、漫画「アナホルヒトビト」でアフタヌーン四季大賞を受賞しデビュー。主な著書に【漫画】『冬のUFO・夏の怪獣【新版】』(ナナロク社)『余談と怪談』(ヒーローズ)、【漫画絵本】『きょうのコロンペク』『日曜日のはじめちゃん』(ともに福音館書店)『ゲナポッポ』(白泉社)、【絵本】『ぱたぱた するする がしーん』(福音館書店)『これなんなん?』(くもん出版)『ミスター・ソフティークリーミー まちをゆく』(佼成出版社)などがある。

書誌情報


読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:―
定価:500円(税込)
ページ数:32ページ
サイズ:26×19cm
初版年月日:2026年08月01日
通巻:こどものとも 845号