作者
三宮麻由子 文/よしだるみ 絵
内容紹介
ぼくがお風呂に入ると「チュポン」と小さな音。お兄ちゃんは「ザドブーン」、わあ、大きな音! タオルで風船をつくったよ。手でつぶすと「ジュブジュバジュワワー」、泡がたくさん出てきた! お風呂で耳をすますと聞こえてくるのは実に様々な水の音。毎日のバスタイムが楽しくなる、水音の絵本です。

担当編集者 より
「食べる音」「電車の音」など、身近すぎて見逃してしまいそうな日常を「音」という側面で鮮やかにとらえ、楽しい絵本を作ってこられた三宮麻由子さん。今作のテーマは「水音」です。「自分で音を作る」ことを毎日楽しめる場所は?と考え、舞台に“お風呂”が選ばれました。
この絵本では、様々なお風呂の遊びが登場します。お湯に沈めた手桶をひっくり返すと「ボホッ ジュパン」、タオルの風船をつぶすと「ジュブジュバジュワワー」。三宮さんの言葉の魔術で、これまで意識してこなかった水音が急に魅力的に聞こえてくるから不思議です。
絵を担当されたのは、よしだるみさん。「ちいさなかがくのとも」では『あめあがりの しゃぼんだま』『ぼくの そりすべり』に続き3作目です。大きな水槽を用意し、タオル風船を何度も潰して泡の出方を確かめるなど、実験を通して水の動きや泡の様子をつぶさに観察し、素晴らしい「水」を表現してくださいました。また作中に登場する兄弟の生き生きとした表情にもぜひご注目ください。何人もの子どもたちに実際にお風呂で遊んでもらってとらえた躍動感あふれる姿です。
毎日のお風呂の時間が、また一つ楽しくなることを願ってお届けいたします。
作者情報
三宮麻由子(さんのみやまゆこ)
東京都生まれ。エッセイスト。著書に『センス・オブ・何だあ?』(福音館書店)、『鳥が教えてくれた空』『奇跡の食卓』(ともに集英社)、『わたしのeyePhone』(早川書房)など。絵本の文に『おいしい おと』『でんしゃは うたう』『かぜ フーホッホ』(以上、幼児絵本ふしぎなたねシリーズ/福音館書店)、「ちいさなかがくのとも」に『バス はっしゃしまあす』『どうぶつえんで きこえてきたよ』など多数。東京都在住。
よしだるみ
1983年東京都生まれ。幼少期をニューヨークで過ごす。青山学院女子短期大学芸術学科卒業後、京都に移住したのを機に改めて絵を描き始める。中国武術の講師を務めながら、東京・京都を中心に絵画作品を発表している。絵本に『はじめてのほんやさん』(垣内出版)、『ロバのおはなし』(国土社)、『少年とクスノキ』(文・東野圭吾/実業之日本社)、『あめをみる』(小学館)など多数。「ちいさなかがくのとも」に『あめあがりの しゃぼんだま』『ぼくの そりすべり』がある。京都府在住。
書誌情報
| 読んであげるなら | :3才から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :500円(税込) |
| ページ数 | :24ページ |
| サイズ | :23×20cm |
| 初版年月日 | :2026年11月01日 |
| 通巻 | :ちいさなかがくのとも 296号 |