作者
林原玉枝 文/あいざわふみ 絵
内容紹介
くまちゃんは、ときちゃんが赤ちゃんの頃から一緒にいるぬいぐるみです。
ある日、ときちゃんが飛ばした紙飛行機が林の奥へと飛んでいき、見えなくなってしまいました。
泣きべそをかくときちゃんを見て、くまちゃんは「こんなときこそ ぼくのでばん!」と紙飛行機さがしへ出かけていきます。
大好きな人のためにがんばる、ぬいぐるみのお話です。

担当編集者 より
子どもはごく自然にぬいぐるみとおしゃべりをし、いっしょに遊び、同じ時間を過ごして家族や友だちのような関係性を構築します。この物語は、ときちゃんという子に大切にされてきた、くまのぬいぐるみの物語です。
ぬいぐるみが言葉を話し、動き回って活躍する、魔法のかかった物語の絵を手がけたのは、あいざわ ふみさん。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に2021年、2022年と連続入選し、やわらかな色彩とユーモアあふれる人物造形が魅力の画家です。そんなあいざわさんが、表情豊かでとってもチャーミングなくまちゃんを描いてくださいました。
大好きなときちゃんのため、一生懸命に紙飛行機を探すくまちゃん。ひたむきなくまちゃんが、なんだか我が子に重なって見えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。「ぼくのでばん!」とはりきるくまちゃんのがんばりをどうぞ応援してあげてください。
作者情報
林原玉枝(はやしばらたまえ)
広島県尾道市生まれ。1991年に、絵本『おばあさんのすーぷ』(女子パウロ会)で第1回けんぶち絵本の里大賞受賞。児童書に『森のお店やさん』(アリス館)、『森のおくの小さな物語』(冨山房インターナショナル)、『草のふえを ならしたら』『おやすいごようです』(「こどものとも」2023年5月号/ともに福音館書店)など。尾道市在住。
あいざわふみ
1975年、神奈川県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。油絵作品の制作のかたわら、子どものための絵画造形教室で教えている。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に、2021年、2022年連続入選。絵本に『わたし おねえちゃんになります』(こぐま社)。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :460円(税込) |
ページ数 | :32ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2025年10月01日 |
通巻 | :こどものとも 835号 |