作者
東郷聖美 作
内容紹介
「ボリビアではバナナは焼いて食べるの」。
ボリビア人の父と日本人の母をもつ5歳のせいか・ガブリエラが、国の違いを楽しく紹介してくれます。
日本ではあたりまえでも、他の国では違うということはたくさんあります。
その違いを知り楽しむこと、それが国際理解への第一歩です。
楽しみながら多文化社会への素地を育みましょう。

編集担当者 より
ボリビア人の父と日本人の母をもつ5歳のせいか・ガブリエラちゃんが、それぞれの国の違いに気づき、楽しく紹介してくれます。
日本の子どもたちは驚くこともあるでしょう。
日本ではあたりまえだと思っていることが、他の国では違うということはたくさんあります。
その違いを知り楽しむこと、それが国際理解への第一歩だと思います。
多様化する社会に生きる子どもたちに、この絵本で、そのような心の素地が培われますようにと願っています。
世界には日本語や英語以外にもたくさんの言語が存在するということを感じていただくために、ボリビアで広く使われているスペイン語を併記しました。
正確でなくてもいいので声を出して楽しんでいただけたらと思います。
なお、スペイン語は国や地域により、多様ですが、訳語については、5歳の女の子が語るという観点から、今の形になっています。
作者情報
東郷聖美(とうごうせいみ)
1958年東京生まれ。女子美術短期大学油絵専攻。16歳より映画雑誌の似顔絵を30年近く描く。1995年より4年間ボリビアに滞在。主な挿絵にエルネス・カブール著『ボリビア音楽事典』(CIMA)余暇問題研究所著「心も体もすっきり体操」シリーズ(ミネルヴァ書房)。絵本は『みんな くるくる さかのみち』(「こどものとも年中向き」2007年6月号)『おひさま いっぱい』(「こどものとも0.1.2.」)2014年3月号)『ひーじー』(「こどものとも年中向き」2016年11月号)『ともこちゃんは銀メダル』(文・細川佳代/ミネルヴァ書房)など。東京都在住。
書誌情報
読んであげるなら | :4才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :32ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2020年07月01日 |
通巻 | :こどものとも年中向き412号 |