作者
鎌田歩 作
内容紹介
パワーショベルにできるのは、土砂をすくうことだけではありません。
「アタッチメント」と呼ばれる先端のパーツを取り換えれば、木材をつかんだり、コンクリートを砕いたりすることだってできちゃうんです。
古くなった建物を解体するため、アタッチメントをつぎつぎに交換しながら八面六臂の大活躍をするパワーショベルの姿、とくとご覧ください!
編集担当者 より
パワーショベルの先端のパーツ、「アタッチメント」を取り換えることで、パワーショベルの活躍の幅はぐーんと広がります。
木材を掴む「グラップル」、コンクリートを砕く「ブレーカー」など、現場ではさまざまなアタッチメントが使われています。
特に家屋の解体のときは、アタッチメントを交換しながら、骨組みの破砕、資材の分別、基礎の解体、地ならしなどの作業をたった一台のパワーショベルでやってのけます。
そんなパワーショベルを迫力たっぷりに描いてくださったのは、『ふみきりくん』や『巨大空港』などのヒット作を連発中の鎌田歩さん。
取材のため、家屋解体の現場に何日も足を運び、絵本の展開を組み立てていきました。
工事現場の乗り物が好きな子も、そうでない子も、パワーショベルのあらたな一面を知り、親しみをもってもらえたら嬉しいです。
作者情報
鎌田歩(かまたあゆむ)
1969年、東京生まれ。長野県松本市で少年時代を過ごす。絵本に『飛行機しゅっぱつ!』『新幹線しゅっぱつ!』『路線バスしゅっぱつ!』『なんでもあらう』『ふみきりくん』『巨大空港』(以上、福音館書店)、『すごいぞ!!きょうりゅう』『はこぶ』(以上、教育画劇)、『しゅつどう!しょうぼうたい』(金の星社)、「はしる!新幹線」シリーズ(PHP研究所)、『ヘリコプターのぷるたくん』『ちかてつのぎんちゃん』(以上、小学館)、『そらのうえのそうでんせん』『まよなかのせんろ』『雨の日の地下トンネル』(以上、アリス館)、『きゅうきゅうしゃの ぴーとくん』(岩崎書店)などがある。
書誌情報
読んであげるなら | :3才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :24ページ |
サイズ | :23×20cm |
初版年月日 | :2021年01月01日 |
通巻 | :ちいさなかがくのとも 226号 |