作者


殿内真帆

内容紹介


「ちっちゃい ひょうたん こーろころ。ころころ ころころ こーろころ」という言葉にあわせて、ひょうたんが転がっていきます。

途中、池に落ちたり、泥だらけになったり、葉っぱがついたりしますが、楽しそうに転がりつづけます。

赤ちゃんの足の指遊びで歌われるわらべうたをもとにした、リズミカルな言葉が気持ちの良い絵本です。

編集担当者 より


子どもの頃、砂山の上からいろいろな物を転がして遊びました。

木の実や小石はもちろん、ダンゴムシやカナブンまで、ころころ転がして楽しんでいました。

ビー玉が転がってジグザグに落ちていくおもちゃも子どもは大好きですが、ころころ転がる様子には何とも言えない魅力があります。

作者の殿内真帆さんから「ひょうたん」をモチーフにした絵本が作りたいとお話があったのは、2015年のことです。

それから5年、殿内さんのひょうたんへの愛情と、「ちいさいまめ こーろころ」というわらべうたから膨らませたイメージが合わさってできたのがこの作品です。

びしょ濡れになっても、泥だらけになっても、楽しそうに転がりつづけるひょうたんと、リズミカルな言葉をどうぞお楽しみください。

作者情報


殿内真帆(とのうちまほ)


1973年生まれ。筑波大学卒業。絵本に『とけいの あおくん』(こどものとも絵本)『ただのしろいふうとう』(「こどものとも」2012年12月号)『アップリケの ことり』(「こどものとも年中向き」2015年4月号)『きっておとこ』(「同」2017年9月号)『ビーズくん』(「同」2020年5月号)『くびかざり』(「こどものとも年少版」2019年7月号/すべて福音館書店)『ひょうたんとかえる』(鈴木出版)などがある。東京都在住。

書誌情報


読んであげるなら:0才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:22ページ
サイズ:20×19cm
初版年月日:2020年12月01日
通巻:こどものとも0.1.2. 309号