作者


本田いづみ 文/さとうあや

内容紹介


こぶたのプーちゃんは、

草すべりで目が回っても、

川でびしょ濡れになっても、

「へっちゃら へっちゃら へっちゃらプー」

と歌いながら駆けていきます。

元気いっぱい駆け回るプーちゃんと、「へっちゃら」の歌の繰りかえしが楽しい作品です。

人気作『こぶたのプーちゃん』の続編です。

作者・さとうあやさん より


私もプーちゃんと一緒に

「へっちゃら へっちゃら へっちゃらプー」と歌いながら、

草すべりをしたり、

小川を渡ったり、

お花のトンネルを駆けぬけたり、

プーちゃんから元気をもらって絵を描きました。

近くの畑でカブを見ると、プーちゃんがいそうな気がします。

「プーちゃん」を読んで笑顔になってもらえたらうれしいです。

編集担当者 より


『へっちゃらプーちゃん』は、なんといっても「へっちゃらの歌」が楽しい作品です。

歌を歌うことで、プーちゃんの元気の良さが見事に表現されています。

また、好奇心いっぱいのプーちゃんは、まさに子どもそのものです、読んでもらう子どもたちも、プーちゃんになりきって絵本を楽しんでくれたらうれしいです。

ところで今作は、人気作『こぶたのプーちゃん』の続編です。

前作ではお母さん、今作ではお父さんがプーちゃんをどっしりと受けとめます。

どちらも読むと、子どもの心は解放され、大人はおおらかな気持ちになる魅力があります。

どうぞあわせてお楽しみください。

作者情報


本田いづみ(ほんだいづみ)


1972~2017年。徳島県出身。徳島県立保育専門学院を卒業後、保育士として5年間勤める。退職後に子どものための物語を書きはじめる。絵本に、『万次郎さんとおにぎり』『こぶたのプーちゃん』『おべんとうを たべたかった おひさまの はなし』(「こどものとも」2015年5月号)『万次郎さんとすいか』(「こどものとも年中向き」2015年8月号/すべて福音館書店)がある。

さとうあや


千葉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。その後、セツ・モードセミナーに学ぶ。絵本に『こぶたのプーちゃん』『ぴりかちゃんのブーツ』『どんぐりえんおばけ』(「こどものとも」2005年8月号)『アルマジロくんとカメくん』(「同」2008年3月号)、挿絵の仕事に『ケイゾウさんは四月がきらいです。』『ネコのタクシー』『ネコのタクシー アフリカへ行く』『ネコの家庭教師』『バレエをおどりたかった馬』『ゆかいな農場』『おばけのクリリン』(以上、福音館書店)『セロ弾きのゴーシュ』(三起商行)などがある。

書誌情報


読んであげるなら:2才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:24ページ
サイズ:21×20cm
初版年月日:2021年04月01日
通巻:こどものとも年少版529号