作者
松永悠一郎 作
内容紹介
「どんぐり どんぐり ならんだよ」「きいろい おはなも ならんでる」「ありさん ならんで どこいくの?」。
他にも貝がらや積み木など、いろいろなものがならんでいる様子を描きます。
子どもたちはならんだものや、ならべることが大好きです。
ならぶことでふくらむ愛らしさや、うれしい気持ちをどうぞ感じてください。
編集担当者 より
編集部に異動してきたばかりの頃、研修でお邪魔していた園の子どもたちと公園へ行きました。
そこである女の子が石や葉っぱを拾って、遊歩道の縁石にならべはじめました。
小さな手でひとつずつゆっくりとならべていき、きれいにならべると満足そうにこちらを振り返りました。
その時のうれしそうな顔が今でも忘れられません。本当に子どもはならべるのが大好きですよね。
作者の松永悠一郎さんは「こどものとも0.1.2.」で2作目の絵本です。
もともとスケッチブックに植物や生き物がならんでいる様子を描かれていて、そこから今回の絵本のアイデアが生まれました。
松永さんの生き物へのまなざしと、そのまなざしから生まれた絵から、ならんだものの愛らしさやうれしさをどうぞ感じてください。
作者情報
松永悠一郎(まつながゆういちろう)
1978年生まれ、茨城県牛久市出身。2003年に東京造形大学造形学科絵画専攻を卒業。以降、関東を中心に個展などで絵や小さな木彫り作品などを定期的に発表している。絵本は『ちいさなかくれんぼ』(「こどものとも0.1.2.」2019年6月号)以来、2作目。
書誌情報
読んであげるなら | :0才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :22ページ |
サイズ | :20×19cm |
初版年月日 | :2022年09月01日 |
通巻 | :こどものとも0.1.2. 330号 |