作者


槇ひろし 作/前川欣三 画

内容紹介


 ある日まさおの帽子をかじっていたのは、何でも食べる青虫くん。

最初は紙屑やごみを食べて町をきれいにし、みんなから喜ばれますが、それだけではお腹がいっぱいになりません。

「お腹がすいたよう」と、まさおのおもちゃやクレヨン、まさおのパパやママ、家や船まで飲み込んでします。

まさおと青虫くんは仕方なく旅に出ますが、青虫くんは町や国、そしてついにはまさおのことまで食べてしまいます。

ところが、青虫くんのおなかの中で、まさおが見たものは……。


 著者が絵画教室の子どもたちに語っていたお話の中から生まれた、奇想天外な絵本です。壮大で、はちゃめちゃなストーリーをお楽しみください。

作者情報


槇ひろし(まきひろし)


 槇ひろし氏は、1941年神戸生まれの現代美術家。童話『カポンをはいたけんじ』(講談社)により、講談社児童文学新人賞を受賞。

前川欣三(まえかわきんぞう)


前川欣三氏は、1942年函館生まれ。多摩美術大学卒業。イラスト、児童画の世界で活躍。二人は大学の同級生です。

書誌情報


読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:24ページ
サイズ:21×20cm
初版年月日:1975年10月1日(こどものとも)
通巻:−

※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。