作者


なかがわまさふみ 作/やまわきゆりこ

内容紹介


大雪が降る夜。ねずみのおいしゃさまが寝ていると、リスさんから電話がかかってきました。

「ぼうやがかぜをひいて、ねつをだしていますから、すぐきてください」。

奥さんに心配されながら、ねずみのおいしゃさまはスクーターに乗って出かけていきます。

しばらく行くと、スクーターが雪で動かなくなってしまいます。

困ったおいしゃさまはかえるの家でひとやすみ……。

そそっかしくて、のんきなねずみのおいしゃさまのお話です。

作者情報


中川正文(なかがわまさふみ)


1921~2011
奈良県生まれ。絵本に『ねずみのおいしゃさま』『ごろはちだいみょうじん』『がんばれ さるの さらんくん』(ともに福音館書店)『いちにちにへんとおるバス』(ひかりのくに)など多数。また、影絵や児童劇の演出家としても活躍。京都女子大学名誉教授(児童文化学)、大阪国際児童文学館名誉館長を務めた。

山脇百合子(やまわきゆりこ)


1941-2022 東京生まれ。上智大学卒業。絵本『そらいろのたね』『たからさがし』童話『いやいやえん』『かえるのエルタ』のさし絵など、実姉中川李枝子とのコンビの仕事が多数ある。自作のお話に絵をつけた作品に『ゆうこのキャベツぼうし』『そらをとんだけいこのあやとり』『ゆうこのあさごはん』、訳とさし絵を手がけた作品に『きつねのルナール』(以上、福音館書店)などがある。

書誌情報


読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:32ページ
サイズ:26×19cm
初版年月日:1957年2月1日(こどものとも)
通巻:-

※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。