作者
さみぞみちこ 作
内容紹介
ねこさんがあくびをしながら「のびのーび のびのーび」と、のびをします。
「う~ん」とのびたあとは、すっきりした顔で「おはよう」とご挨拶。
つづいて、ペンギンさんやレッサーパンダさん、犬さんたちも、「のびのーび のびのーび う~ん」 と、気持ちよさそうにのびをします。
読んだ後には、赤ちゃんと一緒に「のびのーび」と体をのばしたくなる絵本です。
編集担当者 より
眠っている赤ん坊を起こすのは、それなりに勇気のいることです。でも、心を鬼にして子どもを起こし、幸い機嫌よく目覚めてくれた朝などは、編集担当は「のびのびー」と言いながら、子どもの体を肩、胸、お腹、足と、上から下まで順番に触って大きく伸びをさせていました。
伸びは、自分でやるのも気持ちいいですが、やっている人や動物を見るだけでも、爽快な気分をお裾分けしてもらえたような気になり、なかなかいいものです。
ヨガのインストラクターの資格をお持ちで、伸びる気持ちよさを伝えたかったという作者のさみぞみちこさんが、動物たちの気持ちよく伸びをする姿を、やわらかな色鉛筆の絵で表現してくださいました。
思わず一緒に伸びたくなりますね。
赤ちゃんとともに楽しんだり、布団から出られない朝などは、大人の方も伸びをしてみたりして、元気に一日を始めるきっかけにしていただければ幸いです。
作者情報
さみぞみちこ
1973年、神奈川県生まれ。武蔵野美術大学短期大学部空間演出デザイン科、セツモードセミナー卒業。アニメーション背景制作会社を経て、2006年よりイラストレーターとして活動。新聞や雑誌の連載小説の挿絵も手がける。絵本に『ふわふわ ふー』(神泉薫文・「こどものとも0.1.2.」2014年5月号)『わたしも かぜに なれるのよ』(木坂涼文・「ちいさなかがくのとも」2017年8月号/ともに福音館書店)がある。文章も絵も手がけるのは今作が初めて。神奈川県在住。
書誌情報
読んであげるなら | :0才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :22ページ |
サイズ | :20×19cm |
初版年月日 | :2023年07月01日 |
通巻 | :こどものとも0.1.2. 340号 |