作者


どいかや 作

内容紹介


「ねこ ねこ ままねこ とこ とこ やってきた」「ねこ ねこ こねこも とこ とこ とっことこ」。

走ったり、耳をかいたり、のびをしたり……。

お母さん猫のすることを子猫たちが何でもまねをします。

思わず触りたくなるような子猫たちがとてもチャーミング! 

リズミカルな繰り返しの言葉が楽しい、猫の親子を愛らしく描いた絵本です。

編集担当者 より


作者のどいかやさんは、これまで保護猫はじめたくさんの猫を飼われ、猫たちといっぱい触れ合ってきました。そんな経験の中から生まれたこの絵本。

子猫たちはお母さん猫のすることを何でもまねをするのですね。ふわふわの毛並みまで軽やかに表現された子猫たちの姿が愛らしくてたまりません。親子のあふれるような愛情が伝わってくる絵本です。

人間の子どもだって、お母さんが「あーんして」と言ったら、「あーん」とまねをするし、「いないいないばあ」と親がやってみせたら、子どもも「ばあ」とまねをするでしょう。

この絵本を読んだら、子どもはますます親のまねをしたくなるのではないでしょうか? 笑いがあふれ、お互いがもっともっと大好きになるに違いありません。

作者情報


どいかや


東京都生まれ。『アイヌのむかしばなし ひまなこなべ』(萱野茂・文/あすなろ書房)で第64回産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞。代表作は「チリとチリリ」シリーズ(アリス館)。そのほかの絵本に『てんとうむしくん と かたつむりくん』(なみもとあや・文/「こどものとも年中向き」2021年6月号・福音館書店)『ねこのニャンルー』(偕成社)など多数。エッセイに『ちっぽけ村に、ねこ10ぴきと。絵本作家の森ぐらし』(白泉社)など。

書誌情報


読んであげるなら:0才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:22ページ
サイズ:20×19cm
初版年月日:2023年11月01日
通巻:こどものとも0.1.2. 344号