作者
殿内真帆 さく
内容紹介
「まるのこ でてきた ころん ころん」とやってきたのは、赤、青、黄の色鮮やかなまるのこたち。
まるのこたちは、跳ねたり、輪をつくったり、飛んでいったりと、楽しげにいろんな動きを見せてくれます。
リズミカルな言葉とともに、まるのこたちが変化する様子や、華やかなラストが赤ちゃんをひきつける、色と形の絵本です。
担当編集者 より
生き生きといろんな動きをして、ページをめくるたびに赤ちゃんの目を楽しませてくれる、まるのこたち。リズミカルな言葉にあわせて縦横無尽に動きまわる姿は、とても楽しそうに見えます。
赤、青、黄の鮮やかなまるのこですが、原画はなんと黒一色で描かれています。透明なフィルムに黒い絵の具で描いた原画を、印刷の工程で3色に変換するという方法で作られているのです。編集担当は、印刷されたまるのこをはじめて見たとき、まるで命が吹きこまれたようで、しばらく見入ってしまいました。
絵本の最後では、まるのこたちが「ぱんぱかぱーん!」と花火のように飛びだします。赤ちゃんの目までまんまるになるような、華やかで開放感のあるラストです。まるのこを指さしたりしながら、自由に何度でも楽しんでいただけたらうれしいです。
作者情報
殿内真帆(とのうちまほ)
1973年生まれ。筑波大学卒業。絵本に『とけいの あおくん』(こどものとも絵本)『すたこら くものこ』(「こどものとも年中向き」2024年5月号)『ビーズくん』(「同」2020年5月号)『きっておとこ』(「同」2017年9月号)『アップリケの ことり』(「同」2015年4月号)『くびかざり』(「こどものとも年少版」2019年7月号)『ひょうたん ころころ』(「こどものとも0.1.2.」2020年12月号/すべて福音館書店)など。東京都在住。
書誌情報
読んであげるなら | :0才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :460円(税込) |
ページ数 | :22ページ |
サイズ | :20×19cm |
初版年月日 | :2025年1月1日 |
通巻 | :こどものとも0.1.2. 358号 |