作者

君島久子 再話 初山 滋 画

内容紹介

昔、天の川の東側に7人の天女がいて、西側は人間の世界でした。1人の牛飼いが年取った牛に教えられたとおりに、天の川で水浴びをしていた天女の末娘、織り姫の着物をかくして、織り姫を妻にしました。2人には子どももうまれ、しあわせに暮らしていましたが、ある日、織り姫は天に連れ戻されます。牛飼いは子どもたちと織り姫を追いかけますが、天の川を渡ることができません。中国の七夕説話を幻想的な絵で描いた絵本。

作者情報


きみしま ひさこ

栃木県生まれ。国立民族学博物館名誉教授。著訳書に『しんせつなともだち』『おひゃくしょうとえんまさま』『西遊記』『ほしになったりゅうのきば』(以上、福音館書店)など。

はつやま しげる

1897~1973。東京都生まれ。日本の代表的版画家の一人。童画家として、その独特の画風で親しまれた。書物の装丁や挿絵画家としても、多くの貴重な仕事を残している。絵本に『おそばのくきはなぜあかい』(岩波書店)など。

書誌情報


読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学校低学年から
定価:460円(税込)
ページ数:28ページ
サイズ:27×20cm
初版年月日:1963年6月1日(こどものとも)
通巻:−

※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。