作者


みずはらゆうか 文/fancomi 絵

内容紹介


数字村に住む数字たちは、それぞれ自分の姿に似たものを売るお店を開きます。

1のいっちゃんのお店には、お箸、色鉛筆など、まっすぐなものが並びます。

2のにこちゃんのお店には、アヒルの置物や電気スタンドなど。

でも、4のよんちゃんは、どうしても自分に似たものを思いつきません。

数字とものの形を関連づけて、1から10の数字を楽しめる絵本です。

担当編集者 より


普段何気なく数字を使っていますが、どうしてこんな形なんだろうと思ったことはありませんか? 

編集担当は、小さいころ、数字の歌が大好きで、数字の形を何かに当てはめて、イメージ遊びをしていました。

絵本の中のすうじたちをよく見てください。顔のパーツも数字になっていて、それぞれの個性が出ています。

数字たちがお店を開くというみずはらゆうかさんのユニークな発想を、fancomiさんがイラストでどんどん広げてくれました。

5、6歳になると、数字にとても興味を持ち始めます。絵本を楽しんだあとは、きっと日常の中で、数字さがしをしたくなるでしょう。ご家庭で、園で、遊びにつながっていくといいですね。

作者情報


みずはらゆうか


姉妹ユニット。姉、大阪府生まれ。妹、京都府生まれ。作詞・作曲でコンビを組んだことから、共作に至る。現在は2人で絵本のテキストや童話の創作を中心に活動している。絵本に『ドクター・ピッグのしんりょうじょ』(フレーベル館)『ハナさんがやまをおりるひ』(新風舎)がある。東京都在住。

fancomi(ふぁんこみ)


1980年生まれ。イラストレーター。近年は絵本作家としても活動の場を広げている。近著に『SMALL STORY 』(SUNNY BOY BOOKS)『ガハクとブラシ』(小学館)『ねこがたいやきたべちゃった』(アタシ社)など。

書誌情報


読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:―
定価:460円(税込)
ページ数:32ページ
サイズ:26×19cm
初版年月日:2025年09月01日
通巻:こどものとも 834号