作者
笠野裕一 さく
内容紹介
ちいさなトリさんが、イヌさんに「ツーピーツツピー」と鳴くと、「ウー ワンワン」と返事をしてくれます。次にウシさんに鳴くと、「ウン モー」と返してくれました。ほかにもいろいろな動物と、最後には男の子が、それぞれの鳴き声や言葉でこたえてくれます。交わされるあいさつのやりとりが楽しく、呼びかけたら返事をもらえるうれしさを感じられる絵本です。

担当編集者 より
朝、窓の外から小鳥の声が聞こえてくると、なんだか幸せな気持ちになりますよね。作者の笠野裕一さんは、ウグイスが自分にあいさつしているように感じたご経験をきっかけに、この作品を描かれたそうです。
小さな子どもは、返事があること、呼びかけに応答してもらえることに、大きな喜びと安心感を覚えます。トリさんがあいさつをすると、動物たちや男の子がそれぞれに返してくれるこの絵本は、こたえてもらえるうれしさを存分に感じられることでしょう。トリさんと動物たちの鳴き声を大人と子どもで交互に読んだり、鳴き声をまねしてみたりしても楽しいですよ。
あいさつを交わす楽しみを、ぜひお子さんと味わっていただけたらうれしいです。
作者情報
笠野裕一
1956年、宮崎県生まれ。絵本に『おひさま ぽかぽか』『ふねが きた!』『ちいさな ひこうき』(「こどものとも 0.1.2.」2008年2月号)『ちいさな ふね』(「同」2011年7月号)『ブップ ブープー』(「同」2017年6月号)『ちいさな はこ』(「同」 2019年12月号)『おひるね』(「同」2022年8月号)『ぷく ぷく ぷく』(「こどものとも年少版」2006年8月号)『のせてよ!』(「同」2013年10月号)『すいかを どうぞ!』(「ちいさなかがくのとも」2023年7月号/すべて福音館書店)など多数。宮崎県都城市在住。
書誌情報
| 読んであげるなら | :0才から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :460円(税込) |
| ページ数 | :22ページ |
| サイズ | :20×19cm |
| 初版年月日 | :2026年1月1日 |
| 通巻 | :こどものとも0.1.2. 370号 |