作者
齋藤槙 文・絵
内容紹介
いまあなたは、どんなきもちですか。こころってふしぎ。目に見えないのに、確かにある。うれしくなったり、かなしくなったり…目まぐるしく変わるこころの内側のようすを、彩り豊かな絵で表現します。「わたし」と「あなた」の感情に向き合い始める子どもたちにおくりたい一冊。付録として、いろいろな気持ちの景色を表現した「かんじょうカード」つき。

担当編集者 より
たとえば、しっぱいや挫折をしたとき。大切なものを失ったとき。生きていると、子どもも大人も、つらい感情に押しつぶされそうになるときがあります。いっぽうで、何かを成し遂げたときや、仲間とわかりあえたときなど、大きな喜びに包まれる瞬間もあります。わたしたちは、好むと好まざるにかかわらず、感情とともに生きています。
ときには、そんな感情をやっかいなものだと感じることもあるかもしれません。そんなとき、感情にカーテンを引いて閉じこめてしまうのではなく、じっと見つめてみることで、少しずつ仲良くなれるかもしれない――。
この絵本は、そんな願いを込めてつくられました。
作者は、『ぺんぎんたいそう』『かめかめたいそう』などでおなじみの、絵本作家の齋藤槙さん。人の内面をじっくりと観察しつづけ、こころの中の風景をカラフルな色にのせ表現してくださいました。
「たくさんのふしぎ」の対象年齢である9歳・10歳ごろは、感情の世界がぐんと広がっていく時期と考えられています。快・不快が入り混じった複雑な感情を把握できるようになり、他人の気持ちを行動から汲み取ることができるようになるとも言われています。
そんな「わたし」と「あなた」の感情と向き合い始める子どもたちに贈りたい一冊です。
作者情報
齋藤槙(さいとうまき)
1981 年、東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。貼り絵、水彩、ステンシルをはじめ多彩な表現を用いる。絵本に『ほしのおんがくかい』(世界文化社)、『ぺんぎんたいそう』『かめかめたいそう』『にゃんころたいそう』(「こどものとも 0.1.2.」2025 年7月号)『すいぞくかんの おいしゃさん』(以上、福音館書店)など。子どもアーティストのための創作と発表の場「うたのアトリエ」主催。
書誌情報
| 読んであげるなら | :小学三年生から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :810円(税込) |
| ページ数 | :40ページ |
| サイズ | :25×19cm |
| 初版年月日 | :2026年03月01日 |
| 通巻 | :たくさんのふしぎ 492号 |