作者


石川えりこ 作

内容紹介


年長組のてっちゃんは、年少組のしょうへい君のお世話係です。ある日の夕方、お母さんがなかなかお迎えに来なくて、しょうへい君が泣き出してしまいました。そんなしょうへい君を慰めているとき、長く伸びた自分たちの影を見て、てっちゃんはあることを思いつきます。年下の子の面倒を見てあげる誇らしさと、年上の子に対する憧れの両面を描いた絵本です。

担当編集者 より


この絵本は作者である石川えりこさんのお子さんが、幼稚園で実際に経験したことが元になっています。

また影をめぐっては、親子での楽しい記憶があるそうです。石川さんがお子さんと影踏みをしていると、追いかけっこをする内にライオンになりきったり怪獣になりきったり。石川さんが疲れると、お子さんがおんぶをしようとしてくれたこともあったとか。「力持ちだねえ」とほめられて、得意満面になったお子さんの顔を、今でも覚えているそうです。

作者情報


石川えりこ(いしかわえりこ)


福岡県嘉麻市生まれ。『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)で講談社出版文化賞絵本賞および台湾のOpenbook最佳童書を受賞。絵本に『ほんやねこ』『カイト』『きつねの木』(以上、講談社)『かんけり』『ベッシーちゃん』(ともにアリス館)『あひる』(くもん出版)『ことしのセーター』『しんやくんのマラカス』『コッコがいたなつ』など、幼年童話に『しぶがき ほしがき あまいかき』(厚生労働省社会保障審議会特別推薦/以上、福音館書店)などがある。

書誌情報


読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:―
定価:500円(税込)
ページ数:32ページ
サイズ:26×19cm
初版年月日:2026年11月01日
通巻:こどものとも 848号