作者
伊藤秀男 さく
内容紹介
さかなのかたちをした鉄板でなに焼ける?
生地を流し込んで、あんこを入れてふたして焼けば、あつあつのたい焼きのできあがり。
お次はあなぼこのあいた鉄板で、なに焼ける? 焼きあがったのは、たこ焼き。
いろんなかたちの鉄板を使っておいしそうな食べ物が焼きあがる様子を、リズミカルな言葉とユーモラスな絵で描いた食べ物絵本です。

担当編集者 より
たい焼き、たこ焼き、お好み焼き……鉄板で焼いてできるおいしいものはたくさんありますね。焼きたてあつあつがなによりの魅力です。
伊藤秀男さんはモデルとなる調理器具をたくさんアトリエに並べて、この絵本を作ってくださいました。鉄板の多くにはそれぞれ、その食べ物を作るための独特な形があり、「型」がそのまま食べ物の形になったり、模様が写し取られたりするのがおもしろいところ。
そんなところにも注目しながら、歌うように楽しく読んでもらえたらうれしいです。
作者情報
伊藤 秀男(いとう ひでお)
1950年愛知県生まれ。『海の夏』(ほるぷ出版)で小学館絵画賞、『けんかのきもち』(柴田愛子文)で日本絵本大賞、『タケノコごはん』(大島渚文、ともにポプラ社)で日本絵本賞、『うしお』(ビリケン出版)でJBBY賞、IBBYオナーリスト。その他の絵本に『さばうりどん』(長谷川摂子文、岩波書店)『虔十公園林』(宮沢賢治作、ミキハウス)『たべもの』(中江俊夫ことば)『とうちゃんのちゃんぽんめん』(「こどものとも年少版」2021年7月号・ともに福音館書店)など。名古屋市在住。
書誌情報
| 読んであげるなら | :2才から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :460円(税込) |
| ページ数 | :24ページ |
| サイズ | :21×20cm |
| 初版年月日 | :2025年12月1日 |
| 通巻 | :こどものとも年少版 585号 |