作者 


みぞたひろみ 文・絵

内容紹介


アオバズクという鳥を知っていますか。毎年、春になると日本にやってくるフクロウのなかまです。作者は、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。アオバズクは、まるでシェフのような鳥だったのです…! 身近な自然を舞台に、「研究すること」のよろこびを伝える作品です。

担当編集者 より


「誰でも研究者になれるんだよ」と、背中を押してくれるような作品です。
作者の溝田浩美さんは、兵庫県立人と自然の博物館の地域研究員。幼いころからいきものが大好きで、虫や小さないきものを家に連れて帰っては、大切に世話をしてきたそうです。そんな溝田さんが大人になって出会ったのが、毎年春になると日本にやってくるアオバズクでした。彼らの生態が気になり、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。
その成果をまとめた論文が、2023年に日本鳥学会内田奨学賞を受賞しました。本作はその際の研究内容をもとにしており、絵もご自身が心を込めて描いています。新緑の季節を思わせる透明感のある絵とともに、いきものの生態を解き明かしていくよろこびを味わっていただけたらうれしいです。

作者情報


みぞたひろみ


1961年、奈良県生まれ。今回が初めての絵本。2006年より兵庫県立人と自然の博物館地域研究員として、アマチュアの調査成果・活動内容の発表の場である「共生のひろば」での発表や、子どもたち対象の講座を行っている。日本鳥学会会員。2020年にアオバズクの論文が日本鳥学会誌に掲載され、その論文で2023年度日本鳥学会内田奨学賞を受賞。


書誌情報


読んであげるなら:小学三年生から
自分で読むなら:―
定価:880円(税込)
ページ数:40ページ
サイズ:25×19cm
初版年月日:2026年05月01日
通巻:たくさんのふしぎ 494号