作者
内容紹介
絵本の中にいる子どもたちに声をかけてみました。
ページをめくると、おや?「まる!」と言った声に反応してくれました。
別の言葉を本の中に向かって叫んでみたら、やっぱり反応してくれます。
返ってくる反応を、予想、想像、期待をして、読者と本の中の子どもたちがコミュニケーションをとりながら楽しむ絵本です。
編集担当者 より
この絵本は、読者と絵本の中にいる子、お互いがコミュニケーションを取れるような作品をというコンセプトで、かがくのとも50周年を記念した企画のひとつとして、たくさんの読者親子に参加してもらい制作しました。
撮影は9月の日曜日の午前中、天候が悪くても大丈夫なように体育館で撮影をおこないました。
床面に芝生シートを敷きつめ、72組の親子144人をいっぺんに撮影するため、イントレという撮影台の櫓を組んで6メートルの高さにカメラを設置し、厳しい残暑を想定した空調や水分補給、こまめな休憩などの体調管理についての準備も綿密にしておこないました。
当日は集合時間に全員が揃わなかったりなどの小さなアクシデントはありましたが、大きな事故もなく無事撮影をすることができました。
これも参加してくださった144名の方々の協力があってこそです。
作者情報
佐藤雅彦(さとうまさひこ)
東京藝術大学大学院教授。NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」「テキシコー」を企画・監修。著書に『考えの整頓』(暮しの手帖社)、『新しい分かり方』(中央公論新社)など。平成25年紫綬褒章受章。
山本晃士ロバート(やまもとこうじろばーと)
ユーフラテス所属のアートディレクター。近年の活動に、NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」「テキシコー」の映像制作、 toio™公式タイトル「工作生物 ゲズンロイド」(SIE)企画・デザインなど。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :25×23cm |
初版年月日 | :2020年07月01日 |
通巻 | :かがくのとも 616号 |