作者


坂井治

内容紹介


近ごろは暑い日や運動をする時には、熱中症対策として水分補給がたびたび呼びかけられるようになりました。

体に水分が足りないと、命が危険になるというのです。

でもそれはなぜでしょう? 私たちが飲んだ水は、体のどこへ入って、何をしているのでしょう? 

私たちの体にとって水とは何かを、やさしい絵と文で伝えます。

担当編集者 より


近ごろは暑い日や運動をする時には、熱中症対策として水分補給がたびたび呼びかけられるようになりました。

体に水分が足りないと、命が危険になるというのです。

でもそれはなぜでしょう? 私たちが飲んだ水は、体のどこへ入って、何をしているのでしょう? もし水を飲まなかったら、私たちはいったいどうなるというのでしょう? 

私たちの体にとって水とは何かを、やさしい絵と文で伝えます。

見渡せば木々にも地面にも、ベランダにさえ、水分はあります。

もし水分だけを抜き出して見てみたら、洗濯物の形で水分が浮いて見えるかもしれません。

私たちの身の回りは、上にも下にも水分が取り囲んでいるかもしれません。

作者のそんなユニークな視点から、私たちの生きる世界が如何に水だらけであるかというところにまで、作品のメッセージは広がっていきます。

作者情報


坂井治(さかいおさむ)


1977年生まれ。アニメーションを中心に様々な創作をしている。近年では、2015年、国立科学博物館地球館「地球史ナビゲーター」の映像演出を担当。そこに着想を得た絵本『13800000000年きみのたび』(光文社)を2018年に刊行。2017年、風土と暮らしをテーマにした体験型映像企画「むかしめがね」を開始。2019年、プラネタリウムにて「おおきなぞうとあっちゃんの星」が公開。「かがくのとも」は『す~は~』(2014年10月号)『つちはどこ?』(2019年3月号)に続き、3作目。

書誌情報


読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:28ページ
サイズ:25×23cm
初版年月日:2022年04月01日
通巻:かがくのとも 637号