作者


たかおゆうこ 作

内容紹介


くるみの実に住む、小さなおじいさんとおばあさん。

あるとき、ふたりが外で食事をとっていると、強い風が吹いてきて、風呂敷ごと飛ばされてしまいました。

着いたところは南の島! ふたりはこの島で暮らすことにしました。

流木、海藻、貝殻にココナッツの実。

ふたりは島に落ちているものを上手に使って、島暮らしを楽しみます。

小さな世界にイメージ膨らむお話です。

担当編集者 より


前作『ちいさなふたりの いえさがし』(こどものとも絵本)では、くるみの家が壊れてしまい、やむなく家探しの旅に出たふたりですが、今作では、風に飛ばされ南の島へ……。でも、器用で何でも作れてしまうふたりには、島の浜辺に落ちているありとあらゆるものが生活の糧になるのですね。次々に降りかかる災難を逆手にとって、楽しい暮らしに変えていくふたりの姿がとても痛快なお話です。

『ちいさなふたりの いえさがし』

ちなみにこのふたりのモデルは、作者のたかおさんのご両親なのだそうです。とにかく旅行が大好きで、旅先ではトラブルがつきものだったそうですが、ふたりはそれを楽しんですらいたのだとか。なんだかこのお話のおじいさんとおばあさんみたいですね。

ふたりを南の島に連れて行った風呂敷は、途中で布団になったりカーテンになったり。前作でふたりとともに旅をしたテントウムシは、今作にも登場しています。ぜひ前作と一緒に、絵をじっくりと眺めて楽しんでいただけたらと思います。

作者情報


たかおゆうこ


東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。玩具メーカーの企画デザイン室を経て渡米。カリグラフィー、水彩画、銅版画などを学ぶ。絵本に『くるみのなかには』『ピンクいろのうさぎ』(ともに講談社)『ちいさなふたりの いえさがし』『ケロケロきょうだい』(「こどものとも年中向き」2021年4月号/ともに福音館書店)、「プリンちゃん」シリーズ(理論社)など多数。挿絵の仕事に『はりねずみのノート屋さん』(福音館書店)などがある。埼玉県在住。

書誌情報


読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:32ページ
サイズ:26×19cm
初版年月日:2023年10月01日
通巻:こどものとも 811号