作者
百木一朗 作
内容紹介
ボタンにチャックに面ファスナー。
色々な留め方や開け方があるのはなぜでしょう?
ボタンを留めるのが難しい子にも、チャックを引っ張るのを覚えたばかりの子にも、どうして留まるのか、どうやって離すのか、判りやすく紹介します。
色々な留め方についての、それぞれの長所や役割を見つめて、くっつけたり離したりするのが楽しくなる絵本です。

担当編集者 より
ボタンにチャック、面ファスナー。
身の回りの物の留め方には色々あるけれど、どうしてしっかり留まるのでしょう。
面ファスナーはざらざらした面とやわらかい面の毛先に秘密があります。
チャックはくっつくところが見えないけど小さな機構に巧みな仕組みが隠されています。
どうしてくっつくのか、どうやって離すのかを理解したあとは、どうしてそんなに色々な留め方があるのか、それぞれの長所や役割を見つめます。
中に入れたものを落としたくないリュックはチャックで。
緩さを調整したい運動靴には面ファスナーで。
お弁当のふたや、自転車のヘルメットなど、図解されるとなるほどと思える様々な留め方についても理解を深めます。
ボタンを留めるのが難しい子にも、チャックを引っ張るのを覚えたばかりの子にも、くっつけたり離したりするのが楽しくなる絵本です。
作者情報
百木一朗(ももきいちろう)
1951年、京都市生まれ。京都教育大学特修美術科卒業後、工業デザインに長年携わる。1980年、奈良県生駒に「一風工房」設立。モノや技術の、人との関わりを描いている。著書に『直す現場』(ビレッジプレス)など。「かがくのとも」に『パンクしゅうり』『かざぐるまのくに』(永田智子・絵)『くつのうらは ぎざぎざ』(以上品切れ中)、「かがくのとも絵本」に『すいどう』(福音館書店)がある。奈良県在住。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :25×23cm |
初版年月日 | :2022年12月01日 |
通巻 | :かがくのとも 645号 |