作者
広野多珂子 作
内容紹介
子どもの憧れの職業、花屋さん。
その一日は、早朝の市場での仕入れから始まります。
仕入れた花が水を吸いやすくなる“水揚げ”をして、掃除と水やりをしたら開店です!
誕生日会の花束や、お見舞のアレンジメントを作ったり、苗を配達したりと大忙し。
花屋さんの仕事が丸ごとわかる、楽しくて彩り豊かな絵本です。

担当編集者 より
花屋さんは、子どもが憧れる職業のひとつ。この絵本では、そんな花屋さんの一日の仕事を、美しい絵でたっぷり紹介します。
花屋さんの一日は、早朝の市場での仕入れから始まります。売りたい花を仕入れると、店に戻り、花が水を吸いやすくするための“水揚げ”という作業をします。そして、水やりと掃除をしたら開店です! 誕生日会の花束やお見舞のアレンジメントを作ったり(作り方も丁寧にご紹介)、お客さんの家まで苗を配達したり、大忙し。
そして花屋さんは、ただお花を売るだけではありません。それぞれのお客さんの好みや希望、状況にぴったり合った花束やアレンジメントを作るのです。そんな花屋さんのセンスが光る様子も伝えます。
著者は、「ねぼすけスーザ」シリーズなどでおなじみの広野多珂子さん。地元の個人経営の花屋さんを丹念に取材し、花びらの一つ一つまで丁寧に描きました。花を大切に扱い、花を愛する花屋さんの気持ちまで伝わってくるような、心のこもった絵です。花屋さんに行きたくなり、花屋さんの仕事をやってみたくなる、楽しくて華やかな作品です。
作者情報
広野多珂子(ひろのたかこ)
1947年、愛知県生まれ。スペインのシルクロ・デ・ベーリャス・アルテスで美術を学ぶ。絵本の作品に「ねぼすけスーザ」シリーズ、『おさんぽ おさんぽ』『こねこが にゃあ』(以上福音館書店)など多数。「かがくのとも」に『あめだから あえる』(さとうち藍・文/1998年6月号)『さんぽみちの オナモミ』(2016年12月号)、「かがくのとも絵本」に『ハートのはっぱ かたばみ』(多田多恵子・文)がある。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :25×23cm |
初版年月日 | :2023年03月01日 |
通巻 | :かがくのとも 号 |