作者


かこさとし 作

内容紹介


 「あさですよー」お母さんの声に、エンドウ豆の子どもたちが起きてきます。

顔を洗って朝ご飯を食べ、園に行っていっぱい遊びます。

家に帰ってお風呂に入り晩ご飯を食べ、ピアノを弾いて楽しい時間を過ごしたら、 「さあ よるですよー ねるじかん」。

豆の一家の楽しい一日を描いた絵本です。


 場面ごとに情景が細かに描かれ、一つ一つ見ているだけでお話がふくらみます。

道路には白菜や柿の車が走っていたり、園庭にはエンドウ豆のブランコやすべり台があったり、晩ご飯にはたくさんのデザートが用意してあったり……。

子どもの憧れがぎゅっと詰まっていて、想像力を刺激します。かこさとしさんならではのユーモアのセンスあふれる、愉快な絵本です。

作者情報


加古里子(かこさとし)


加古里子 かこ さとし1926年、福井県に生まれる。東京大学工学部卒業後、民間企業の研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事する。「だるまちゃん」シリーズ、『海』『地球』(以上、福音館書店)など600冊にのぼる児童書のほか、『伝承遊び考』(全4巻、小峰書店)など著書多数。2016年12月に『だるまちゃんとにおうちゃん』『だるまちゃんしんぶん』『だるまちゃんと楽しむ日本の子どものあそび読本』(以上、福音館書店)が刊行された。福井県越前市に「かこさとし ふるさと絵本館 * (らく)」がある。工学博士。技術士(化学)。神奈川県在住。  *(らく)…石石

書誌情報


読んであげるなら:2才から
自分で読むなら:―
定価:440円(税込)
ページ数:32ページ
サイズ:26×19cm
初版年月日:1986年8月1日(こどものとも年少版)
通巻:-

※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。