作者
小輪瀬護安 作
内容紹介
「ゆうびんポストの てがみは どんな くるまが はこぶのかな?」「ゆうびんしゃが はこんでいくよ」。
物をどんな働く車が運ぶのか、予想しながら楽しむ乗り物絵本です。
郵便車のほかにも、ごみを運ぶごみ収集車や、車を何台も積んで走るキャリアカー、市場で魚を運ぶターレットといった、物を運ぶいろんな働く車が登場します。
担当編集者 より
この絵本は「道路を行き交う車は何を載せていて、どこまで運んでいくのだろう」という、作者の小輪瀬護安さんの思いが作品のアイデアへつながり、生まれました。
世の中では、物を運ぶたくさんの働く車が活躍しています。本作では、荷台の様子がわかりやすい「運ぶ車」の中から、車体の形や載せる物の種類を幅広く見せられるよう、登場させる車を選びました。
どの車も取材にうかがい、間近でじっくりと見たうえで絵に描いています。載せる物によって、荷台の形や車体の大きさもさまざま。その違いの面白さや、載っている物を細かに眺めて楽しめるのがこの絵本の魅力です。
「どんな くるまが はこぶのかな?」と、物をどんな車が運ぶのか予想しながら、絵の細部まで楽しんでいただけたらうれしいです。
作者情報
小輪瀬護安(こわせもりやす)
1976年、埼玉県生まれ。東北芸術工科大学芸術学部洋画コース卒業。第180回ザ・チョイス入選(2011年)、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(2012、2013年)。雑誌、書籍、グッズなどのイラストレーションで活動している。絵本に『どんな おしごと するのかな?』(「こどものとも年少版」2020年5月号)『なんの くるまに のるのかな?』(「同」2018年5月号)『ハイウェイ パトロール』(「かがくのとも」2023年7月号)『ヘリコプターはっしん!』(「同」2019年6月号)『エスカレーターとエレベーター』(「同」2016年3月号/以上、福音館書店)「まえとうしろ どんなくるま?(全4巻)」(偕成社)などがある。
書誌情報
読んであげるなら | :2才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :24ページ |
サイズ | :21×20cm |
初版年月日 | :2023年11月01日 |
通巻 | :こどものとも年少版 560号 |