作者
小野寺悦子 文/きくちちき 絵
内容紹介
恥ずかしがり屋のこぶたのこぶくんは、ピンクの帽子が大好き!
食事のときも、寝るときも被っていました。
ある日帽子が風で飛ばされてしまい、拾ったのは、運悪くきかんぼのもこちゃんでした。
もこちゃんはピンクのものを何でも自分のものにしてしまいます。
こぶくんはどうやって取り返すのでしょう。
大人気『もじもじこぶくん』の続編です。

担当編集者 より
『もじもじこぶくん』(こどものとも絵本)をご存じですか? 恥ずかしがり屋で、いつももじもじしてしまうこぶたのこぶくんですが、小さなアリのありいちゃんのために勇気を出して頑張るというお話です。この作品で、こぶくんは大人気になりました! もしまだ読んでいないという方は、ぜひ手にとって読んでみてください。
今作は、続編。今度は、小さなもこちゃんのために悩まされるお話です。でも、小さな声をキャッチできる優しい感性のこぶくんは、その声を聞いて考えます。そして、ちょっぴりお兄さんになるのです。日常的にとる・とられるという関係に悩まされがちな子どもたちは、こぶくんの味方になって、応援してくれること間違いなしです。ちょっぴり成長するこぶくんの姿を、子どもたちの日常に重ね合わせてお楽しみください。
作者情報
小野寺悦子(おのでらえつこ)
岩手県生まれ。絵本に『もじもじこぶくん』『どろん ばあ』『つららが ぽーっとん』『あーと いってよ あー』(以上、福音館書店)など多数。詩集に『これこれおひさま』(のら書店)などがある。岩手県在住。
きくちちき
北海道生まれ。2013年ブラチスラバ世界絵本原画展にて『しろねこくろねこ』(Gakken)で金のりんご賞を受賞。『もみじのてがみ』(小峰書店)で2019年同展金牌を受賞。絵本に『でんしゃ くるかな?』『もじもじこぶくん』(福音館書店)『ぼくだよ ぼくだよ』(理論社)『いち にの さん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)『ねこのそら』(講談社)『ゆき』(ほるぷ出版)『パパのぼり』(文溪堂)『とらのこ とらこ』(小学館)『いろいろかえる』(偕成社)『ゆきのゆきちゃん』(ミシマ社)など多数。神奈川県在住。
書誌情報
読んであげるなら | :4才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2024年03月01日 |
通巻 | :こどものとも年中向き 456号 |