作者
まるやまあやこ 作
内容紹介
はじめて歯がぬけたゆうとくんは、いい歯が生えるおまじないをしてくれると約束したおばあちゃんの家に行きました。
おばあちゃんとおまじないをした夜、ゆうとくんのところに、なんとその家にすみついているという福ねずみがやってきました。
誰でも経験する成長のひとこまを優しく包んでくれるようなファンタジー作品です。
担当編集者 より
はじめて歯がぬけたゆうとくんは、いい歯が生えるおまじないをしてくれると約束したおばあちゃんの家に行きました。おばあちゃんと一緒に歯を投げて、おまじないをした夜、ゆうとくんのところに、なんとその家にすみついているという福ねずみがやってきました。ゆうとくんは宝物の部屋の招待されて、楽しいおまじないを教えてもらいます。
歯がぬけるというのは、子どもの成長を感じるとても嬉しいできごとですが、長く使ってきた歯がとれるということに少し戸惑う子もいるようです。歯茎の大きな穴を舌で触りながら、本当に大人の歯がはえてくるのかなあなど。そんなとき、この物語がきっと励ましてくれると思います。ゆうとくんと同じように、おばあちゃんや福ねずみに見守られているような気持ちになるでしょう。
ご家庭でも、幼稚園や保育園でも、絵本とともに成長をかみしめるすてきな時間が生まれますように。
作者情報
まるやまあやこ
1982年、長野県生まれ。2006年、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。同年、卒業制作の絵本『たんぽぽのふね』が第13回新風舎えほん大賞を受賞(世界文化社より新装版刊行)、絵本に『まよなかのトイレ』『ひとりで おとまり』(こどものとも絵本)『ゆきのひのいえで』『とげがささったあやかちゃん』(Gakken)など多数。絵を担当した作品に『かすみのどんぐり』(「こどものとも」2015年11月号)『パパとドライブ』(「こどものとも」2017年6月号)『わたしのくつ』(ポプラ社)『みんなで ねんね』(光村図書『ことりの デパート』(世界文化社))などがある。長野県在住。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :32ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2024年04月01日 |
通巻 | :こどものとも 817号 |