作者

和歌山静子 作

内容紹介

　地面に一粒の小さな種が落ちました。お日様の光をいっぱい浴びて、芽が出て、茎がどんどこ　どんどこ伸びます。雨が降って、たっぷりと地面をうるおし、葉っぱが出て、どんどこ　どんどこ大きくなります。どんどこ　どんどこ。強い風が吹いてもどんどこ　どんどこ。月が輝く夜も、どんどこ　どんどこ伸びていきます。そして、つぼみができ、とうとう大きな大きなお日様のような花が咲きました。どんどこ　どんどこ　どん！
　たて開きの絵本いっぱいに、ひまわりの成長が描かれた生命力あふれる絵本です。
　太陽が輝く青い空にすっくと伸びるひまわりの絵本を作ろうと思ったときに、和歌山さんは｢これはたてにめくる本にしよう！」と思われたそうです。力強くシンプルな線で描かれたひまわりの成長を、「どんどこ　どんどこ」と声を出して、応援したくなる絵本です。

作者情報

わかやま　しずこ

1940年、京都府生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。アドセンターに勤務した後、現在はフリーで活躍。『あいうえおうさま』（理論社）で、絵本にっぽん賞、『おおきなちいさいぞう』（文研出版）で、講談社出版文化賞を受賞。その他に『てんてんてん』『はしるのだいすき』（こどものとも０．１．２．）、『ぞうっていいなあ』（こどものとも年少版）、『ぼくは王さま』などの王さまシリーズ（理論社）、『ちびねこミッシェル』『ぼくのはなし』『わたしのはなし』（以上童心社）、『くんくんくんくん』『たぬきのたんちゃん』（以上ポプラ社）、『しっこっこ』『おやまごはん』（以上偕成社）など多数。

書誌情報

読んであげるなら：2才から
自分で読むなら：―
定価：460円（税込）
ページ数：24ページ
サイズ：20×21cm
初版年月日：2001年8月1日（こどものとも年少版）
通巻：−

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