作者
小野寺悦子 文/伊藤夏紀 絵
内容紹介
もぐらのもぐたさんは部屋作りが大好き。
お気に入りのスコップで、どんどん部屋を作ります。
今日はどんな部屋を作ろうかなと考えていると、雨宿りのお客さんが次々にやってきて、たちまち部屋が満員に。
そこで、もぐたさんはみんなで雨宿りの部屋を作ることにしました。
リズミカルなことばと愛らしい絵で描く楽しい世界です。
担当編集者 より
前作の『もぐたさんの たんぽぽさんぽ』は、楽しい散歩のお話でしたが、その中で、もぐたさんはいつもお気に入りのスコップを肩にかついで、お弁当の包みをかけて、歩いていました。でも、作品の中では、スコップの活躍する場面はありませんでした。「もぐたさんのスコップは何に使うのですか」という読者のご質問から、この続編ができました。
そうです。もぐらのもぐたさんは、スコップを使って、お部屋作りをするのです。地下にどんどん部屋を作っていきます。階段や廊下がいっぱいあって、迷路のような家には、台所、貯蔵庫、ほかにもいろいろすてきな部屋がたくさんあります。皆さんもどんな部屋があったら楽しいかなと、どんどん想像をふくらませてみてくださいね。
作者情報
小野寺悦子(おのでらえつこ)
岩手県生まれ。絵本に『もじもじこぶくん』『どろん ばあ』(幼児絵本)『つららが ぽーっとん』『あーと いってよ あー』『もぐたさんの たんぽぽさんぽ』(「こどものとも年中向き」2020年4月号 文・小野寺悦子)(以上、福音館書店)など多数。詩集に『これこれおひさま』(のら書店)などがある。岩手県在住。
伊藤夏紀(いとうなつき)
東京都生まれ。2014年第3回MOE創作絵本グランプリ佳作を受賞。絵本に『もぐたさんの たんぽぽさんぽ』(「こどものとも年中向き」2020年4月号 文・小野寺悦子)『ハンカチやさんのチーフさん』(文・どいかや 白泉社)『カメレオンどろぼう・ドロン』(文・苅田澄子 あかね書房)などがある。東京都在住。
書誌情報
読んであげるなら | :4才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :460円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2024年06月01日 |
通巻 | :こどものとも年中向き 459号 |