
いつも絵本を子どもたちに届けてくださり、ありがとうございます。
今回は、月刊絵本を保育に活かす実践をたっぷり盛り込んだ、画期的な園内研修プログラムをご案内します。
「保育のなかで月刊絵本をどう活かしたらよいか、わからない……」

という声が、保育現場から寄せられることがあります。
福音館の月刊絵本は、読んであげることが主体の「ものがたり絵本」や「かがく絵本」。
読んであげることで子どもたちのなかに何が芽生え、どのように園生活が豊かになっていくのかは、実際の子どもたちの姿を目の当たりにしないと実感しづらいと思います。
「福音館の月刊絵本を全園児に導入したい」とおもっていても、それが心配で踏み切れない園さんもあるのではないでしょうか。

みなさん、どうぞ安心してください。
月刊絵本実践の報告満載の動画が、このたび「こどものとも社」の園内研修プログラムとして完成しました。
視聴していただければ目からうろこがポロポロと落ちる、とてもわかりやすいプログラムです。
↓研修ページはこちら↓(有料プログラムです)

研修動画のタイトルは、
「絵本を保育実践へ活かす -絵本がつなぐ生活と遊び、園と家庭」
です。
研修プログラムは大きく前後半2パートに分かれています。
前半は、
大阪府堺市の「おおとりの森こども園」の実践。
園長の松本崇史さんが、
「子どもたちの生活に絵本があるということ」
をテーマに、
絵本があることの価値を、保育実践をまじえて以下の四つのアプロ―チで語ります。
- 「読み聞かせ」そのものの価値
- 生活につながる価値
- 遊びにつながる価値
- 絵本の環境構成の価値

毎日みんなで月刊絵本を楽しむことが、子どもの園生活や遊びをいかに豊かなものにしているかが手に取るように伝わります。
また、④「絵本の環境構成の価値」では、保育室や園文庫での、絵本の選び方・並べ方やその根拠もていねいに紹介。これもためになるヒントが盛りだくさんです。

後半は、
静岡県島田市の「こばと保育園」による実践報告動画。
園長の森下かおるさん、主任保育士の伊藤さゆりさんが、
「月刊絵本から広がる世界」:子ども主体で始まる遊び」
をテーマに、
月刊誌の全園児導入から現在までの保育実践を多彩に報告します。

「こばと保育園」が月刊絵本の全園児導入に踏み切ったのは、4年前の2021年。
導入に際して、
「毎日同じ絵本を読んで飽きないかな?」
「どうやって絵本から保育実践へのきっかけづくりをするのかな?」など、
迷いがあったそうです。
しかし実際に初めて見ると、
子どもたちのさまざまな反応があり、それに保育者が応えていく形で園生活での豊かな体験や楽しみにつながったことが、豊富な実例をまじえて報告されます。
本当に子どもたちの力ってすごい!ということを実践できる動画です。

ふたつの園の実践報告から、月刊絵本が子どもの園生活や遊びを豊かにすること、家庭にも絵本の時間を浸透させ、園と子どもと家庭が強く結ばれるようになることが手に取るように伝わります。
ぜひ、夏の園内研修でご活用ください!
参加費・配信期間・申込方法・視聴方法
前後半すべてあわせて、 22,000円(税込)
施設単位でお申し込みください。
配信期間:2025年5月〜2026年3月末日
視聴方法
接続機器数、視聴回数、場所に制限はございません。
施設職員、在園児保護者のパソコンやスマホから視聴可能です。
お申し込み・お問い合わせ
運営事務局 support@ennaikenshu.com
※こどものとも社の園内研修は、ほかにも多彩なプログラムを用意しています。
料金は1講座22,000円です。


この「オンライン園内研修」の運営・配信を行う株式会社郁洋舎は、「施設型給付費等に係る処遇改善等加算Ⅱに係る研修受講要件について」(令和元年6月24 日付府子本第197 号・元初幼教第8号・子保発0624 第1号(令和4年12 月7日最終改正))に基づく研修の実施主体として、各都道府県より認定を受けております。
運営係より
こどものともひろばでは、
より多くの子どもたちが絵本を通して素敵な体験ができるように、これからも「絵本から生まれた園内活動」を紹介させていただきたいと考えております。
もし、ご紹介いただける事例がございましたら、全国の「こどものとも社」へお声がけいただけますと幸いです。
※ご共有いただいたすべての事例をご紹介できるわけではありません。申し訳ありませんがその点についてはあらかじめご了承ください。