作者

長 新太 さく

内容紹介

 地平線のむこうから「もく もく もく」と手のような形をした雲がわいてきました。山にさしかかると、その雲は山を大きなおにぎりにしてしまいましたが、山なので食べられません。街にやってくると、今度はビルをおにぎりにしてしまいましたが、これもビルなので食べられません。そして、ついにお母さんまでがおにぎりにされてしまいます……。長新太による、不思議で怪しい世界観のナンセンス絵本。

作者情報

ちょう しんた

長 新太(ちょう しんた)1927年、東京に生まれる。1959年、絵本『おしゃべりなたまごやき』で文藝春秋漫画賞受賞。1961年、イタリアの国際漫画サロンで国際漫画賞受賞。1981年『キャベツくん』(文研出版)で第4回絵本にっぽん大賞受賞。絵本に『ごろごろにゃーん』『ぴかくんめをまわす』『ぞうのたまごのたまごやき』『チョコレートパン』『にゅーっするするする』(以上、福音館書店)『ゴムあたまポンたろう』『みみずのオッサン』(ともに童心社)「へんてこライオン」シリーズ(小学館)など、多数。絵本、漫画だけでなく挿絵、装幀、エッセイなど幅広い分野で活躍した。2005年没。


書誌情報

読んであげるなら:2才から
自分で読むなら:―
定価:460円(税込)
ページ数:24ページ
サイズ:21×20cm
初版年月日:1987年7月1日(こどものとも年少版)
通巻:−

※「こどものともセレクション」・「えほんのいりぐち」は、一般の書店では販売しておりません。園で申し込みチラシが配られた場合や、園から案内があった場合のみ、ご購入が可能です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。